住居の見直し 離婚後にやるべきこと、やった方がよいこと
2015/10/03
本エントリーの目次
離婚後にやるべきこと、やった方がよいこと、今回は住居の見直し、住宅ローンの見直しについて書きたいと思います。
離婚をすると住んでいた住居から引っ越す、という方が多いでしょう。
その反面、結婚生活中に使っていた住居に当面はそのまま住み続ける、そういう方もいらっしゃると思います。
引っ越しをする場合
引っ越す方は、新しいライフスタイルに合った住居を探せば良いでしょう。
ただお子さんがいらっしゃる場合は、転校しなくてすむ近場で探すのか、転校も視野に入れて探すのか等により、引っ越し先に求める条件が変わります。
そのため第一に家賃、次に駅近な立地、といったように事前にある程度、優先順位を決めてから探すようにすると、スムーズに事が運びます。
結婚生活中の住居に当面は住み続ける場合
こちらは当面の間、以前からの住居に住み続けるわけですが、何点か考慮すべきことがあります。
それは、広さは適切か、立地はどうか、住宅ローンは今のままで良いか等。
離婚をすると当然、家族構成が変わります。
もし広すぎるようであれば、小さい住居に引っ越すことで、住居費を削減することも可能でしょう。
また広すぎる家は、掃除や管理がとっても大変。
そういった意味でも、家族構成にあった住居に引っ越す価値はあります。
立地についても同様です。
結婚生活中の住居は、パートナーの実家や職場の近くにした、という方もいらっしゃると思います。
離婚した後ではもはや、そこに住み続ける理由はありません。
自身の職場の近くへの引っ越しを検討しても良いでしょう。
持ち家の場合は簡単にはいかないんじゃ…
持ち家の場合は、ローン残高がある場合は簡単に引っ越しというわけにはいきません。
ですが残債(ローン残高)を考慮しても、売却益が出る程度に返済されているのであれば、現在の持ち家を売却して引っ越しをする、というのも有力な選択肢の一つです。
そのためには、現在の持ち家の価値を知る必要があります。
まずは査定をしてみてはいかがでしょうか。
また、今まで共働きだったご夫婦の場合、離婚による収入減で住宅ローンの返済が厳しくなる、といったことも十分考えられます。
その場合は借り入れを行っている金融機関に相談することで、ローンの見直しによる期間の延長(それに伴う毎月の返済額の減少)をしてもらえることがあります。
あるいは住宅ローンを他の金融機関に借り換えるのも一つの手です。
特に金利が高い時に固定金利で借り入れを行った方は、借り換え手数料を考慮しても、借り換えることでトータルの支払い額を大幅に減らす、月々の返済額を減らす、といったことが可能な場合も。
以上のように、離婚後に住居を見直すことで、金銭的余裕や時間的余裕が生まれる可能性があります。
面倒くさがらずに、今の住居が本当に離婚後のライフスタイルに合っているものか、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
次回、保険の見直し・インフラ契約の見直しにつづく。