29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

エアコンと電気ファンヒーターでは電気代はどっちが安いの?いくらなの?

   

寒い時期になると、こんなふうに疑問に思うことがあります。

エアコンと電気ファンヒーターでは電気代はどっちが安いの?

エアコンの方が暖房能力が高いという話をよく聞くけど、なんだか電気代がかかりそう。
電気屋さんやネット通販サイトで安価に購入できる電気ファンヒーターの方が、暖まるのに時間がかかるけど、電気代は安そうな気がする…。

う~ん、実際のところはどっちが安いんだろうか…と。

そこで今回は、エアコンと電気ファンヒーターでは電気代はどちらが安いのか。
また電気代はそれぞれいくらくらいなのか、といった点について、実際に計算して考えてみましょう!

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電気ファンヒーター = セラミックファンヒーターです!

本エントリーで話題に挙げている電気ファンヒーターとは、文字通り電気の力で温風を作り出す家電製品。
ネット通販サイトや家電量販店ではセラミックファンヒーター※という家電も販売されていますが、これらは同じものと考えてOKです!

※セラミックファンヒーターはセラミックヒーターと呼ばれることもあります。

温風を使って暖を取るファンヒーターには、他に石油ファンヒーターなどもありますが、今回はこれにはふれていません。

尚、石油ファンヒーターは石油を燃やすため、電気代はほとんどかからないと思われがちですが、実際には燃焼継続のために100W前後の電気を常に消費するタイプの製品も存在します。

エアコンの暖房時の電気代について

エアコンは部屋の温度と設定温度の差に応じて、暖房の出力を上下させるため、消費電力は常に一定というわけではありません

最もたくさんの電気を使用するのは、使用開始直後の部屋が冷え切っている状況です。
そして時間が経ち、部屋があたたまるにつれて暖房能力を下げていき、設定温度と近い温度となるように調整しています。

こういったエアコンの動作特性上、消費電力量と電気代は簡単に計算することはできません。

しかしエアコンメーカーでは、JISC(日本工業標準調査会)さんが標準化した『JIS C 9612:2013に基づくAPF※から算出された期間消費電力量』を公開しており、この数値から電気代を計算することが可能です。

たとえば冷房時11~17畳、暖房時11~14畳向けのPanasonicさんのエアコン、CS-WX407C2では、冷房時の消費電力量の目安が287kWh。
そして暖房時の消費電力量の目安値は709kWhとなっています。

(Panasonic – CS-WX407C2詳細紹介ページより引用)

※APFとは通年エネルギー消費効率のことで、JIS C9612の条件下でエアコンを運転した時の消費電力1kWあたりの冷房・暖房の能力を示します。
この数値が大きければ大きいほど、省エネ性能が高いエアコンということになります。

電気代の計算は、消費電力量(kWh)に1kWhあたりの電気料金をかければ計算可能です。

参考:電気代の計算方法

したがってこのエアコンの暖房時消費電力量の目安値709kWhを電気代に換算すると19,143円。
(1kWhあたりの電力料金には、2014年4月28日現在の目安単価である税込み27円を使用。)

つまりこのエアコンを1年間使った場合、暖房による電気代は19,143円かかる、ということです。

ただJIS C 9612:2013に基づくAPFから算出された期間消費電力量は、一般家庭での使用シーンとくらべると、いささか過大であると言わざるを得ません。
と言いますのも、JIS C 9612:2013 に基づくAPFから算出された期間消費電力量の測定に使用する条件は、毎日6:00~24:00の18時間使い続けた前提での数値だからです。

  • 外気温度:東京をモデルとしています。
  • 設定室内温度:冷房時27℃/暖房時20℃
  • 期間:冷房期間5月23日~10月4日
  • 暖房期間11月8日~4月16日
  • 使用時間:6:00~24:00の18時間
  • 住宅:JIS C 9612による平均的な木造住宅(南向)
  • 部屋の広さ:機種に見合った広さの部屋(下記参照)

(日立アプライアンス株式会社 – 「期間消費電力量」について教えてください。より引用)

1日18時間もエアコンを毎日つけっぱなしにするご家庭は、そう多くはないように思います。
特に共働きなどで家に誰もいない時間が多いご家庭では、1日の使用時間が4時間程度の家庭も少なくないでしょう。

仮に朝に3時間、夜に6時間の合計9時間毎日エアコンを使った場合の電気代は9,571.5円となります。
この数値は年間消費電力量の計算に使っているのが18時間なので、その条件下での電気代を単純に半分にしています。(18時間→9時間より)

ですが先にも書いたとおり、エアコンは始動直後が最も電力を消費するため、実際の電気代はこれよりも多少多くなるはずです。
この金額を考慮した正確な電気代を計算することはできませんが、多くとも1万5千円を超えることはないでしょう。

この数値を見ると多くの方はあれれ?エアコンの電気代って意外に高くないのかも!
と思われるはず。

そうなんです!実は最近のエアコンの暖房時の消費電力は少なく、電気代も結構安いんです!

電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)の電気代について

電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)の消費電力は、Amazonさんのセラミックヒーターの売れ筋ランキング上位の製品を見ていると、1000~1200W前後の製品が多いようです。

またはるるが現在自宅で使っているDyson(ダイソン)さんの扇風機兼温風ヒーター、AM09IBの消費電力をサンワダイレクト ワットモニター 700-TAP017を使って測ってみたところ、風量最弱で1010W、最高風量で1150Wでした。

参考:家電製品の電気代の計算方法や家電製品・使用時間ごとの電気代一覧表

そのため電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)の消費電力を1000W(1kW)として電気代を計算してみることに。

先ほどエアコンの消費電力の算出条件としていたJIS C 9612:2013では、11月8日から翌年の4月16日を暖房期間と定めていました。
これはうるう年ではない年の場合、160日間となります。

この期間中毎日18時間1kWの電気ファンヒーターを使っていた場合、消費電力量は以下のとおり2880kWh。

1(kW) ✕ 18(h) ✕ 160(日)  = 2880kWh

これに2014年4月28日現在の1kWhあたりの電力料金目安単価である税込み27円をかけると、77,760円となります。

またエアコンの電気代の計算の際、JIS C 9612:2013の条件では、一般家庭の使用条件とかけ離れていると思われるので、合計9時間毎日使った場合の電気代も計算しましたね。
消費電力1000W(1kW)の電気ファンヒーターについても、この条件で計算を行うと38,880円となります。

というわけで。

同じ時間使った場合、エアコンよりも電気ファンヒーターの方が4.06倍以上電気代が高い!

今回計算に使った冷房時11~17畳、暖房時11~14畳向けのPanasonicさんのエアコンのCS-WX407C2と、消費電力1000Wの一般的な電気ファンヒーター(セラミックファンヒーター)の暖房時消費電力量と電気代を、JIS C 9612:2013の条件下でまとめると、以下のとおりとなります。

  • エアコン(CS-WX407C2)の消費電力量:709kWh
  • 消費電力1000Wの電気ファンヒーターの消費電力量:2880kWh
  • エアコン(CS-WX407C2)の電気料金:19,143円
  • 消費電力1000Wの電気ファンヒーターの電気料金:77,760円

また、より一般家庭の使用条件に近いであろう、1日9時間毎日使用の場合では、以下のようになります。

  • エアコン(CS-WX407C2)の消費電力量:354.5kWh
  • 消費電力1000Wの電気ファンヒーターの消費電力量:1440kWh
  • エアコン(CS-WX407C2)の電気料金:9,571.5円
  • 消費電力1000Wの電気ファンヒーターの電気料金:38,880円

そのためこれらを比較すると、同じ時間使った場合ではエアコンよりも電気ファンヒーターの方が4.06倍以上電気代が高い!ということになります。

ただ注意が必要なのは、あくまでも同じ時間使用し、かつ両者とも動作させ続けた条件下での場合です。

エアコンでは室温に応じて出力調整して省エネ動作をしてくれますが、電気ファンヒーターには、室温に応じて出力を調整する機能がないことが多いです。
しかし室温が十分に高くなれば、人間が手動で電源スイッチをオフにすることもあるでしょう。
そういったこまめな電源オフや風量調整を行えば、両者の差は縮まったり、あるいは上下関係が逆転する可能性があります。

ですが仮に両者をJIS C 9612:2013の条件下で使い続けた場合の電気代の比較では、このような結果となりました。
この結果を見ると、両者の消費電力・電気代の差が4倍以上とかなり大きいので、エアコンの方がお得なのかな、という印象を強く受けますね。

部屋全体を暖めるのであればエアコン!局所的に短時間暖めたい場合は電気ファンヒーター!

今回の比較では、特定条件下で使い続けた場合、エアコンの方がより節電家電でありそうなことが分かりました。
ただ電気ファンヒーターには、エアコンにはない優れた点があります。

それは局所を素早く暖めるのが得意であること。

エアコンはスイッチを入れてから部屋全体が設定温度付近まで上がるのに、30~60分ほどかかります。
これに対して電気ファンヒーターでは、スイッチを入れるとただちにヒーター周辺に温風を出してくれるため、すぐに暖を取ることができます。

そのため寒い外出先から帰宅したら、すぐにエアコンと電気ファンヒーターのスイッチをON!
部屋全体が暖まるまでは、電気ファンヒーターの前で暖まる、という使い方をするなど適切に使い分ければ、省エネしつつ暖かく快適に過ごせるんじゃないでしょうか。

以上、参考になさってくださーい!

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