29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

GPOでショートカットやネットワークドライブ、レジストリの設定配布方法

   

ショートカットやネットワークドライブの設定を一括で行いたい!

組織内にたくさんのPCが存在し、それらに対して共通の設定を行いたいときがあります。

たとえば業務で使用するショートカットファイルやネットワークドライブを各自のPCに追加・設定するだとか。
デスクトップにフォルダーを作成し、その中にファイルを配布するなどが挙げられます。

こういった設定操作は、Active Directoryを導入している環境下であれば、GPOを使うことで簡単に実現可能です。

そこで今回は、ADのGPOを使用してショートカットやネットワークドライブの設定を一括で行うなど、組織で利用されることが多い設定について、その設定方法をご紹介します!

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尚、本エントリーで紹介している内容はドメインコントローラーにWindows Server 2012 R2(機能レベル:Windows Server 2012 R2)、クライアントPCにWindows 10 Pro 1803を使用し、正常に動作することを確認しています。

GPOを使って、ショートカットファイルを作成する方法

GPOの編集画面左側にあるツリーペインを以下のように展開します。

[ユーザーの構成]-[基本設定]-[Windowsの設定]-[ショートカットを右クリック]-[新規作成]-[ショートカット]

すると『新しいショートカットのプロパティ』画面が表示されるので、作成したいショートカットの設定情報を入力してください。

グループポリシー管理エディターの『新しいショートカットのプロパティ』画面

たとえばデスクトップに\\test-server.contoso.local\pictureというパスあてのショートカットファイルを、写真というショートカット名で作成したい場合は、以下のように設定を行います。

  • アクション:更新
  • 名前:写真
  • ターゲットの種類:ファイル システム オブジェクト
  • 場所:デスクトップ
  • ターゲットパス:\\test-server.contoso.local\picture

尚、デスクトップにショートカットというフォルダーを作成し、その中にショートカットファイルを作成したい場合は、名前にショートカット\写真と指定すれば、自動でフォルダーも作成される仕様となっています。

GPOを使って、ネットワークドライブを設定する方法

GPOの編集画面左側にあるツリーペインを以下のように展開します。

[ユーザーの構成]-[基本設定]-[Windowsの設定]-[ドライブ マップを右クリック]-[新規作成]-[マップされたドライブ]

すると『新しいドライブのプロパティ』画面が表示されるので、作成したいネットワークドライブの設定情報を入力しましょう。

グループポリシー管理エディターの『新しいドライブのプロパティ』画面

たとえば\\test-server.contoso.local\pictureというパスあてのネットワークドライブを、Pドライブに割り当て。
そしてボリュームラベルを写真としたい場合は、以下のように設定を行ってください。

  • アクション:更新
  • 場所:\\test-server.contoso.local\picture
  • 再接続:チェックを入れる
  • ラベル:写真
  • ドライブ文字:『次の文字を使用』/『P』を選択。

GPOを使って、フォルダーを作成する方法

GPOの編集画面左側にあるツリーペインを以下のように展開します。

[ユーザーの構成]-[基本設定]-[Windowsの設定]-[フォルダーを右クリック]-[新規作成]-[フォルダー]

この操作により『新しいフォルダーのプロパティ』画面が表示されるので、作成したいフォルダーの設定情報を入力します。

グループポリシー管理エディターの『新しいフォルダーのプロパティ』画面

たとえばデスクトップに音楽というフォルダーを作成し、その中にさらにクラシックというフォルダーを作成する場合は、以下のように設定してください。

  • アクション:更新
  • パス:%USERPROFILE%\Desktop\音楽\クラシック

パスの設定には環境変数を使用可能です。
そのためデスクトップなど、ユーザープロファイルフォルダーの配下にパスを設定したいときは、%USERPROFILE%を使って設定を行います。

GPOを使って、ファイルを配布する方法

GPOの編集画面左側にあるツリーペインを以下のように展開します。

[ユーザーの構成]-[基本設定]-[Windowsの設定]-[ファイルを右クリック]-[新規作成]-[ファイル]

この操作により『新しいファイルのプロパティ』画面が表示されるので、配布したいファイルのソースファイル(配布元パス)とターゲットファイル(配布先パス)を入力してください。

グループポリシー管理エディターの『新しいファイルのプロパティ』画面

\\test-server.contoso.local\picture\test.pngを、test-copy.pngというファイル名でデスクトップのテスト画像フォルダーに配布する場合は、以下のように設定します。

  • アクション:更新
  • ソース ファイル:\\test-server.contoso.local\picture\test.png
  • ターゲット ファイル:%USERPROFILE%\Desktop\テスト画像\test-copy.png

GPOを使って、レジストリを設定する方法

GPOを使用して、レジストリの設定を行うことも可能です。
設定は、GPOの編集画面左側にあるツリーペインを以下のように展開。

[ユーザーの構成]-[基本設定]-[Windowsの設定]-[レジストリを右クリック]-[新規作成]-[レジストリ項目]

この操作により『新しいレジストリのプロパティ』画面が表示されるので、設定内容を指定します。

グループポリシー管理エディターの『新しいレジストリのプロパティ』画面

今回は、初期設定のWindows 10では無効となっている、NATトラバーサル機能を有効化するレジストリ設定を例に、設定方法をご紹介します。
Windows 10でNATトラバーサル機能を有効化する場合は、レジストリで以下の設定が必要です。

  • キー名:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgent
  • 値の名前:AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule
  • 値の種類:REG_DWORD / DWORD(32ビット)
  • 値のデータ:2

(Windows10やスマホから、L2TP/IPSecによるリモートアクセスVPNを行うためのヤマハRTXルーターのCUI設定方法より引用)

この設定をGPOで行う場合は、『新しいレジストリのプロパティ』画面で以下のように設定を行います。

  • アクション:更新
  • ハイブ:HKEY_LOCAL_MACHINE
  • キーのパス:SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgent
  • 値の名前:AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule
  • 値の種類:REG_DWORD
  • 値のデータ:2

GPOを使って、環境変数を設定する方法

GPOの編集画面左側にあるツリーペインを以下のように展開します。

[ユーザーの構成]-[基本設定]-[Windowsの設定]-[環境を右クリック]-[新規作成]-[環境変数]

この操作により『新しい環境のプロパティ』画面が表示されるので、設定内容を指定してください。

グループポリシー管理エディターの『新しい環境のプロパティ』画面

たとえば『C:\test』という値を持ったシステム変数『TEST_HOME』を設定する場合は、以下のように設定します。

  • アクション:更新
  • システム変数
  • 名前:TEST_HOME
  • 値:C:\test
  • 『PATH』及び『部分』のチェックボックス:無効

環境変数の一覧を取得する方法

GPOの設定を行う際、環境変数を使用するケースがあります。
そのため、環境変数の一覧とその内容を見られると便利ですよね。

そこで最後に、環境変数とその内容の一覧を調べる方法をご紹介しましょう。

環境変数とその内容の一覧はPowerShellのGet-ChildItemコマンドレットを使用し、 env:を指定して実行することで取得可能です。

以上、参考になさってくださーい!

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