29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

タイヤの溝に挟まった小石は取った方が良いの?どうやって取るの?

      2018/04/26

車を持っている方の中には、こんなことが気になっていたという方が、少なからずいらっしゃるんじゃないでしょうか。

タイヤの溝に挟まった小石は取った方が良いの?

赤いコペン(LA400K)のフロントタイヤ

人によってタイヤの溝に挟まった小石が気になり始めた理由は異なると思います。

たとえば走行中にカチカチ・ペチペチという異音がタイヤの方から発生するようになったから、だとか。
洗車中にホイールを掃除していたらふと気付いた、とかでしょうか。

そしてタイヤの溝に挟まった小石を見ていると、この小石は取った方が良いのだろうか…。
という疑問が湧いてくる方は少なくないはずです。

小石を見つけたら、すぐに取るようにしていました

はるるは学生時代から10年以上の間、スポーツ・レプリカ系のバイクに乗っていました。
その当時は『タイヤの溝に挟まった小石を見つけたら、すぐに取り除く』ことを習慣としていたことから、車についても同じように対応していました。

バイクに乗っていたときにこれを習慣としていたのは、以下の理由から。

  • 装着していたハイグリップタイヤは溝が少ないので、石が目立って気になる。
  • 溝に石が挟まっていると、なんとなく滑りそう。

タイヤの溝は雨天時のグリップを確保するために、タイヤと道路の間に水の膜ができないよう排水する目的で設けられています
そしてハイグリップタイヤになればなるほど、この溝は少なくなる傾向にあります。

これは溝を減らして道路とタイヤの接地面積を増やすことで、摩擦力をかせいで高いグリップ力を目指すというハイグリップタイヤならではの構造ですね。

はるるはバイクに乗っていたときは、ハイグリップタイヤを自分のバイクに装着していました。
そのためタイヤの溝がかなり少なく、石が挟まっていると目立ってしまい気になっていたのです。(バイクのタイヤは車に比べ、トレッドと呼ばれる接地面が外からよく見えることから、気になっていたのかもしれません。)

またバイクは構造上、コーナーを走行中は車体を傾けながら曲がる乗り物です。

そして旋回中にタイヤの溝に挟まった石の部分と道路が接触すると、石はタイヤに比べて明らかに滑りやすいはず。
したがって予期しないタイヤのスライド(横滑り)、最悪の場合は転倒のきっかけになってしまいそうで。

こういった理由からバイクでは、『タイヤの溝に挟まった小石を見つけたら、すぐに取り除く』ことを習慣としており、先にも書いたとおり車でも同じように対応していました。

ただこの作業、本当に必要なことなのか、ずっと気になってはいたんですよね。

必要ないのなら手間をかけたくない!

溝に挟まった石が目立つといった見た目の問題はともかくとして。
走行する機能面での問題がないのであれば、わざわざ石を取り除く手間をかける必要はないように感じます。
特に車ではタイヤのトレッドが外からはあまり見えませんから、見た目の問題はあまり気になりません。

ですがこの疑問について、納得できる明確な答えを知らずにいたことから、なんとなく続けていたんです。

ところが少し前に、車屋さんの整備担当のメカニックの方からこの疑問についてかなりくわしく教えてもらえる機会があり、これがふむふむ、なるほど!納得!と思える内容だったのでご紹介します!

タイヤの溝に挟まった小石は可能なかぎり取った方が良い!

まず結論として、タイヤの溝に挟まった小石は可能なかぎり取った方が良いそうです。
それも気付いた後なるべく早めに

その理由として、以下のような点について挙げていました。

走行中に石が取れて飛んでしまう危険性がある

車やバイクのタイヤの溝に挟まった石は、実はその多くについて、放っておけば走行中に勝手に取れてしまうものです。

もちろんしっかりと溝に食い込んだ石の中には、いつまでも取れないものもあります。
ただそれは決して多くはありません。

そもそもタイヤの溝に挟まった石は、道路に転がっている石の上をタイヤが通過時にはまり込んでしまったものであり、溝の奥深くまで石が入り込んでしまうことはほとんどないのです。

そのため特に高速道路を高速走行中、または幹線道路をそれなりのスピードで走行している際に、長時間※タイヤに発生する遠心力により徐々に石が溝から抜け、最後は飛んでいってしまうというわけ。

※高速道路では100km/h前後の速度で1~2時間ほど走行することが多いので、長時間継続して石に対して遠心力がかかります。

ここまでの話を聞くかぎり、ふ~ん、勝手に取れるのなら放っておけば良いのでは?
と思われるかもしれません。

ですがそうではないのです。

と言いますのも、回転中のタイヤの遠心力でタイヤの溝から外れた石がそのまま飛び、後続の車のフロントウィンドウや前面ボディにあたってしまい傷付けてしまう
また後続車がバイクであった場合、体のどこかに当たって怪我をさせてしまう、といった事故が起こる可能性があるからです。

さらに自車についても、タイヤハウス(タイヤが取り付けられているスペース)内やサスペンション、タイヤ周囲のボディ部分(フェンダー)に当たって傷が付いてしまう恐れがあります。

こういった事故を未然に防止するため、車やバイクのタイヤの溝に挟まった石は、気付いた後になるべく早めに取り除いておいた方が良いのです!

高速走行中の方が取れやすいし、より高速で遠くまで飛んでしまう!

小石が走行中にタイヤから取れることは、石があまり奥まで入り込んでいなければ低速の状態でも起こります。

ただ高速走行中の方が遠心力が大きくなるため、取れやすくなります。
そして遠心力が大きければ取れた石はより高速で遠くまで飛んでしまうはずなので、石が当たった箇所・人(バイクのライダーなど)の被害が大きくなるんです!

小さな石でも、場合によってはかなりの威力になる!

メカニックの方からこの話を聞いて思い出したんですが、はるるの勤務先の社用車では以前、フロントウィンドウの一部に4cmほどのヒビが入っていた時期があります。

ヒビが入った瞬間に車を運転していた同僚の話では、高速道路を走行中に突然キンという鋭い音がして気付いたらフロントウィンドウにヒビが入っていたようです。
そして修理業者の方によると、おそらくは前走者が巻き上げた道路上の小石が当たったんじゃないか、とのことでした。

今思えば、あれは前走者が巻き上げた道路上の小石ではなく、前走者のタイヤに挟まっていた小石かもしれないなぁ、とも。

いずれにせよ大きさが5~10mmほどの小石であっても、高速走行中に当たると頑丈なフロントウィンドウにヒビが入るほどの威力となるため、かなり危険です。

カツカツ・カチカチ・ペチペチと異音が発生して不快に感じる

これが原因で、タイヤの溝に小石が挟まっていることに気付く方は多いと思います。

車やバイクのタイヤの溝に小石が挟まっていると、走行中に石と道路が接触し、規則的なカツカツ・カチカチ・ペチペチといった異音が発生することがあります。

この音は小石が取れるか、何かの拍子でタイヤの溝のより奥の方に入り込むかしないかぎり、止まりません。
そして走行スピードが上がるにつれ、カチカチ音の感覚が短くなり、カチカチカチカチと異音がするため、運転中に気が散ったり不快に感じます。

不自然な振動の原因になる

タイヤは内部に充填された空気や自身の強度により、走行中の衝撃や振動を和らげる衝撃吸収機能を持っています。
これが溝に挟まったかたい小石により阻害されてしまうこと、またタイヤの重量バランスが崩れるために円滑な回転が妨げられてしまうことから、走行中に不自然な振動が起きてしまう可能性もあるんだとか。

以上がメカニックの方が言っていた小石を取った方が良い理由です。

そしてこれらの中で、はるるが特にふむふむ、なるほど!
と思えたのが『走行中に石が取れて飛んでしまう危険性がある』という点。

言われるまでは考えが及びませんでしたが、まったくもって仰るとおりです。

ちなみにはるるは先ほど『溝に石が挟まっていると、なんとなく滑りそう』だから…。
なんて理由も挙げていましたが、これについては率直に言って分からない(影響があるともないとも言えない)とのこと。

さらにメカニックの方は、こんなことも言っていました。

小石を取ろうと確認したことで、パンクを未然に防いだ事例も!

以前この方が整備を担当した車両・お客さんで、走行中にカツカツといった類の異音が発生していたのでタイヤに小石が挟まっているのかな?
と思ってタイヤを確認したところ、釘のようなものがタイヤに刺さっておりパンク寸前だった※ことにオーナーさんが気づいた、なんてケースがあったそうです。

このケースでは、車両のオーナーさんがタイヤの溝に挟まった小石を取ろうと思ってタイヤを確認したことで、タイヤの異常に早めに気付くとができ、パンクを未然に防げたわけですね。

これは小石を取った方が良い理由とはなりません。
ですが『車両に何らかの異常・普段と異なることを感じた際は、早めに確認した方が良い』という教訓と感じます。

※タイヤに異物が刺さった場合、刺さり方が浅い・向きが斜めだったなどの理由により、すぐにはパンクしないことがあります。

タイヤの溝に挟まった小石の取り方

はるるはこれまでタイヤの溝に挟まった小石を見つけたときは、マイナスドライバーを使って小石をタイヤからほじくり出していました。

念のためこの方法で良いのか確認したところ、タイヤや作業者の手を傷付けない方法であればなんでも構わない。
たたマイナスドライバーよりはラジオペンチで小石を挟んで引っ張り出した方がより安全だと思う、とのことでした。

したがって自宅にラジオペンチがある場合は、こちらを使った方が良さそうです。

疑問に思ったことは、プロに相談しておくと安心!

今回ご紹介した話をメカニックの方に教えてもらう機会を得たのは、はるるが車屋さんで整備をお願いしたときのこと。

作業の前に整備担当のメカニックの方から、車両について何か気になっていることはありますか?
と聞かれたので、ブレーキの初期制動が甘いのが気になりますと伝えた際に、そういえば…タイヤに小石が挟まっていることがありますよね?
あれって取った方が良いんでしょうか?
ずっと気になっていたんですよ、といった何気ない会話の流れが始まりだったんです。

それがまさかこんなにくわしく丁寧に教えてもらえるとは思っておらず、とても勉強になりました。

そして説明の最後には、運転者の小さな気付きから車両の異常が見つかることがある。
また日常の取り扱いやメンテナンスを正しい方法で行えば、車両を良い状態に保つことができる。
そのため今後も運転中に気になったことや車両の取り扱いについて、疑問に思ったことはなんでも聞いてください!と言っていました。

というわけで、自分の車両について気になることがあった場合には、車のプロである車屋さんに相談しておくと安心ですね!

 - 乗り物, 生活,

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