29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

電子レンジで使える容器?それとも使えない容器?楽しい節約生活

      2016/09/10

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はるるの日々の自炊に欠かせない調理家電ランキング1位、それは電子レンジ
食品の加熱はもちろんのこと、冷凍食品の解凍、水をお湯にするなど、多種多様な芸をお持ちのスゴイやつです。

彼との付き合いも長くなり、気が置けない仲になった今でも、その使い方に悩むことがあります。

この容器、電子レンジで使えたっけ?

はるるは節約のために、週末に作り置きや買いだめした食品の下ごしらえ、冷凍をまとめて行います。
そのため食器が足りなくなり、普段は使用しない食器を使用することがあります。

そして普段使わない食器をレンジに入れる時に、はて?この食器は電子レンジで使えたっけ?
こう悩んでしまうことがあるんです。

そこで今回は、電子レンジで使える容器?それとも使えない容器?と題してお送りします。

大前提!電子レンジ使用可と書いてある容器は、電子レンジで使用可能!

箱や本体に電子レンジ使用可と書いてある容器は、もちろん使用可能です。

ふたは電子レンジ不可の場合がある!

これは要注意です!

たとえ電子レンジ使用可と書いてある製品でも、容器部だけが使用可能でふたは使用不可、という製品もあります。
これはプラスチックなど、樹脂製の容器に多い制限。

そのため本体のみ電子レンジ使用可能な容器を電子レンジに入れる場合は、ふたを外してラップをかけてからにしましょう。

電子レンジの原理

電子レンジ使用可と書いていない容器を、電子レンジで使用可能かどうかを判別するには、電子レンジの原理を理解することが重要です。

そのため電子レンジで使用可能かどうかの見分け方の説明の前に、少し電子レンジの原理について説明したいと思います。

電子レンジは摩擦熱で加熱する!

電子レンジを動かすと、電子レンジの庫内は特殊な電波で満たされます。

この電波は食品中に存在する無数の水分子に作用して、水分子を振動させます。
すると摩擦熱により、水分子同士が温まり、その結果として食品全体が温まる。
というのが電子レンジの動作原理。

そのため水分が極端に少ないいも類やにんじん、ごぼう、かぼちゃなどの温めは苦手とされ、電子レンジで長時間加熱すると、焦げやすいので注意が必要です。

水分を多く含む容器は使えない!

水分を多く含む容器って何?
という声が聞こえてきそうですが、具体的には以下のような容器が該当します。

  • 竹製品(ざるやかごなど)
  • 紙製品(紙パックなど)
  • 漆器製品(お椀など)
  • 木の製品(お椀など)

これらは食品だけではなく、容器自体の水分にも電子レンジの電波が作用してしまい、容器の過熱による変形や一部が燃えてしまう、といった危険性があります。

金属容器は使えない!

金属は電子レンジの電波を反射する性質があり、その際に火花が発生します。
火事防止や電子レンジの破損防止のため、基本的には使用してはいけません。

そのためお弁当用のアルミカップなども使用してはいけません。
ただし過熱を弱めるという理由で、意図的にアルミ箔を使用するという調理法も存在します。

この場合は、電子レンジの説明書にしたがって使用してください。

ちなみにホーローは外見は磁器ですが、内部に金属を使用しています。
そのためもちろん使用してはいけません。

耐熱性のないガラス容器は使えない!

耐熱性のない普通のガラスを電子レンジで使用すると、ひびが入ったり、割れてしまいます。

数回の使用ではひびや割れが発生しない場合もありますが、危険防止のため、使わない方が無難でしょう
尚、耐熱ガラスはこういった製品が有名です。

陶器は使えない!

電子レンジに磁器は使用可能ですが、陶器は使用できません

これは陶器自身が水分を含む上、磁器と違い吸水性があるためです。
もし使用してしまうと、陶器が割れてしまう可能性もあるので使用してはいけません。

耐熱温度が低い樹脂製容器は使えない!

電子レンジで加熱中の食品は、100℃を超える温度になることも。
これにより、耐熱温度が低い(140℃未満の)樹脂製の容器では、加熱中に溶けてしまう危険性があります

近年、流行しているシリコン製の容器についても、耐熱温度が低い製品は使用を避けておいた方が無難です。

また油分が多い食品や砂糖が多く使われている食品を、電子レンジで長時間加熱すると、特に高温になりやすいといわれています。
そのためこういった食品の加熱には、樹脂製の容器は避けた方が良いでしょう。

ちなみにはるるは以前、実際にミートソースを耐熱温度の低い樹脂容器に入れて加熱し、ものの見事に保存容器を溶かしてしまったことが。
さすがに溶けた樹脂まみれのミートソースを食べるわけにもいかず捨てました。
こういった事態になってしまうともったいないので、くれぐれもご注意を。

またラップも樹脂で作られています。
そのため樹脂製の容器と同じように、油分が多い食品や砂糖が多く使われている食品にラップをかけて使用する場合は、加熱時間に注意しましょう。

もし容器が溶けてしまわないかと心配なら、少なめの時間で様子を見ながら、数回に分けて加熱するのがおすすめです。

心配なら使わない!

ここまでにご紹介した方針で判別を行えば、容器を破損させてしまうことは、ほとんどなくなるはず。
ただ、万が一にも…ということもあります。

そのため、この食器(容器)は電子レンジで使って大丈夫かなぁ?
こう迷ったら安全を優先して使わない、という方針をおすすめします。

補足:突沸に注意!

コップ1杯のお湯を沸かす際は、ついついお手軽な電子レンジでお湯を沸かしてしまいがち。
ですがこの時突沸と呼ばれる現象が発生し、火傷をしてしまう危険性があるので、くれぐれもご注意ください。

はるるの場合は、以前こんなことがありました。

コーヒーを飲もうと、電子レンジでマグカップに入れたお水をチン。
加熱が終わったところで、扉を開けた瞬間に、ボコッ!とマグカップからお湯が吹き出したのです。

幸いなことにレンジのドアを開けきる前だったので、お湯は全くかかりませんでした。
ですが突然のことにかなりビックリ。

後になってこれについて調べてみると、典型的な突沸という現象によるものだった、ということが分かりました。

電子レンジでの液体の過熱は、ガスと違い水の対流が起きず、局所的な加熱となりがち。
そのため液体の一部は既に沸騰する温度に、また一部は冷たいままという状況が発生します。

この状況下で振動などの刺激を与えると、沸騰温度に達していた部分が突然沸騰するという現象が起こり、これを突沸といいます。

電子レンジによる液体の過熱は、この突沸が非常に起こりやすいので、少しずつ加熱するなどして、突沸が起きないように注意しましょう!

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