自分でやれば、格安!TEKTRO Vブレーキシューを交換する方法
2018/04/21
雨の日も嵐の日も自転車通勤です!
はるるは毎日職場まで、自転車で通っています。
雨の日も。風の日も。嵐の日も。台風の日も。そして雪の日も。
雨がっぱを着て、会社まで自転車で通っています。
バスが苦手なだけなんですけどね(笑)
特に雨の日の、湿気ムンムンな車内は本当に苦手。
さて、そんなはるるの愛用している自転車ですが、最近、ちょっと困ったことに…。
リアブレーキが効かない!
その困ったこととは、レバーを強く握りこんでも、あまり制動力がかからなくなったこと。
つまりブレーキが効かなくなってきたんです。
そこでリアブレーキを確認してみると、どうやらブレーキのシュー(ホイールを挟み込んで、制動力を発生させる部品)がかなり摩耗しているようで、交換時期がきているようでした。
こちらがその問題のリアブレーキ部。
さらに拡大したブレーキシュー部がこちら。
ホイールと接触する部分が、かなり薄く摩耗しているのが分かります。
別の角度からもう一枚。
これでは危険ということで、さっそく近所の自転車屋さんに自転車を持って行き、交換の見積もりをお願いしたところ、部品代と工賃を合わせて1,700円とのことでした。
う~ん、ちょっと高いですね。
部品代だけなら1,000円もかからないんじゃないの?
そんなにかかるなら自分でやることにしよう!
なんて思って、自分で交換することに。
TEKTRO Vブレーキ シューの交換手順
ネットで調べてみたところ、はるるの自転車に装着されているのは、Vブレーキというタイプで、TEKTRO(テクトロ)という製品の模様。
そしてこのVブレーキタイプのブレーキシューの交換手順は、以下のとおりです。
まずはシューを注文
まずは交換するための新しいブレーキシューを用意します。
はるるは適合(自転車に取付可能かどうか)が不安だったので、元々ついていたシューを型番から検索、そして同じものを買うことに。
ところが残念なことに、既に製造中止になったのか、全く同じものが見つからず。
そのため見た感じで互換性がありそうな下記製品を、Amazonさんで注文しました。
そして、届いたのがこちらのブレーキシューです。
自転車が赤いので、シューも赤の物をチョイスしてみました。
それでは、交換手順を見ていきましょう!
ブレーキワイヤーを受けから外す
下の写真の赤矢印で示した部分を、緑矢印の方向に引っ張り、ブレーキワイヤーを受けから外します。
ブレーキワイヤーが外れると、こんな感じでワイヤーがだら~んとなります。
シューをブレーキ本体から外す
ヘキサゴンレンチを使って、シューをブレーキ本体から外します。
この時シューを外す前に、ワッシャー(薄い輪っかの部品)がどういう順番で組み込まれているかを覚えておいてください。
後程、新品のシューを取り付ける際に、この順番通りに組み付ける必要があります。
外したブレーキシューは、ホイールとの摩擦により、このように摩耗しています。
まったくの余談ですが、はるるはよく手指がキレイだと言われます(笑)
さらに別の角度からもう一枚。
新品はもちろんまだ摩耗していないため、このようにブレーキシューのホイールとの接触部に厚みがあります。
新品のブレーキシューと使用済みのブレーキシューを並べて比べてみると、こんな感じ。
こうして比べてみると、古いシューはかなり摩耗が進んでいることが分かります。
見た目で互換性がありそうな品番を選びましたが、大きさもほぼ同じで、うまく取り付けできそうです。
新しいシューを取り付ける
外した時と逆の手順で、取り付けを行います。
ワッシャーの順番が重要なので、先ほど覚えておいた、元々取り付けられていたワッシャーの順番で取り付け(この時点では仮組でOK!)を行ってください。
そして組み付けを終えた左側のシューは、このような形になります。
赤いシューはかなり目立ちますね!
次に右側はこんな感じ。
ブレーキワイヤーを受けに戻す
一番最初にはずしたブレーキワイヤーを受けに戻します。
最後にブレーキシューの上下の位置を調整し、本締めを行ってください。
この時、ブレーキをかけた際にタイヤとシューが接触しない位置になるように、注意してください。(接触させるのは銀色のホイール部。)
そして取り付けが完了すると、こんな形となります。
反対側はこうなっています。
しっかりとブレーキが効くかを確認!
最後にしっかりとブレーキが効くかを確認してください。
作業に問題があると、ブレーキが効かなくなっている場合もあります。
事故を防ぐために、必ずしっかりとブレーキが効くかを確認してから、自転車に乗りましょう!
費用は交換したシューの代金の数百円だけ!
作業時間はおよそ15分程度で、かかった費用は交換したシューの代金の数百円だけ。
車やバイクの油圧ディスクブレーキに比べると、簡素な作りなので、交換作業は難しくはありません。
そのためもしこの内容をご覧になって、自分でできそうだ!
こう感じたら、ぜひご自分でトライしてみてください!
そうすれば1,000円ぐらい、お得になるかもしれませんよ~!