Poweramp 音楽プレイヤーのAndroidアプリはこれがおすすめ!
2018/04/21
本エントリーの目次
はるるは節約のため、車(ミラバン L275V)にカーナビ兼オーディオの代用として、AndroidタブレットのNexus7(2012)を車載しています。(タブレット車載で音楽を聴きたい!ダイハツ ミラバン L275V)
7インチタブレットのNexus7(2012)をオーディオプレイヤーとしても使用しているので、もちろん音楽プレイヤーアプリをインストールしています。
ただ車載当初は、はるるの条件を満たす良いプレイヤーアプリが見つからず、さまざまなアプリを試しました。
はるるが音楽プレイヤーに求める条件
車載用タブレットの音楽プレイヤーは、なんでも良い!
というわけではなく、以下の条件を満たしている必要がありました。
wav(wave)ファイルが再生可能であること
はるるは購入したCDの音声データを、非圧縮のwavファイル形式で取り込んでいます。
そのためwav(wave)ファイルの再生が可能であることが必須条件でした。
ですがこの条件をクリアできるアプリ自体が、そう多くはありません。
オフライン再生が可能であること
車載するという使用目的上、高速道路のトンネル内など電波が悪いところでも動作可能なように、オフライン再生が可能であることも必須条件です。
YouTubeのようなストリーミング形式の再生アプリでは、オフライン再生ができないばかりか、パケット通信を使用します。
これはパケット通信が無制限であれば良いのですが、通信料には上限があるため、この意味でもストリーミング再生型のアプリは、車載して音楽を聴き続けるのには適しません。
アルバムアートが取得可能であること
車載の場合は、安全上の観点から停止中などの短時間しか、アプリを操作できません。
そのため音楽を探す際にスムーズに見つかるように、アルバムアート(アルバムのジャケットが表示される機能)も必須。
可能なら、WMP(Windows Media Player)の同期データを認識可能であること
はるるは音楽をPCで管理しており、その管理ソフトウェアには、Windows7標準搭載のWMP12(Windows Media Player 12)を使用しています。
そしてこのWMPには、外部デバイスに音楽データを同期する機能があり、外部デバイスの記憶領域のサイズに応じて、圧縮や変換をかけて外部デバイスにデータをコピー(同期)することが可能です。
この機能が便利なので、可能であればこの同期したデータを認識してくれるアプリが良いなぁ、と。
可能なら、無料アプリであること
安いに越したことはありません。
可能なら、無料のアプリが望ましいです。
ですが必須ではありません。
その名はPoweramp
というわけで、多くのアプリを試した中で、無料アプリである以外の条件をすべてクリアし、これは良い!そう感じたのが、このPoweramp。(お試し版は無料ですが、継続使用する場合有料。)
まずはインストール
まずはPowerampをインストールしてください。
尚、Powerampは期間限定のお試しの間は無料です。
ただそのままの状態では、一定期間が過ぎると使用不可(しばらくは起動可能という情報もあり)となります。
有料版に移行させる!
お試し期間の間に動作を確認し、気に入った場合はこちらから、Poweramp Full Version Unlockerを購入してインストールすることで、正式な有料版となり、その後も使用可能です。
Powerampの使い方
Powerampは初期設定で行う保存先の設定が少し分かりにくいですが、それが終わってしまえば、通常の操作はとっても簡単!
音楽データファイルの場所を指定する
Powerampのインストールが完了したら、まずは音楽データファイルの場所を指定します。
設定画面を開き、フォルダとライブラリをタップします。
次に音楽フォルダをタップし、音楽データファイルの保存先を指定します。
これで初期設定が完了です。
後はPowerampが勝手に音楽データを探して、ライブラリに追加してくれます。
WMPの同期を使用している場合は、同期データの出力先を選択すれば、OKです。
またアルバムアートも一度設定を行えば、自動でダウンロードして設定を行ってくれます。
再生画面はこのような感じ
実際の音楽の再生画面は、このような感じになります。
シンプルでボタンが大きいので、車載に最適です。
またこの画面では、シャッフル再生やリピート再生を指定することも可能です。
そして画面を左右にスワイプすることで前後の曲へ、上下スワイプでアルバムの切り替えを行います。
またこの曲では、アルバムアートがうまく見つからなかったようで、表示されていませんが、本来であれば画面中央のPowerampのロゴ表示部に、アルバムアートが表示されます。
Powerampの良いところ
Powerampの良いところは以下の点。
はるるの音楽プレイヤーに求める条件を満たしている!
先に挙げた、wavが再生可能であること、オフライン再生が可能であること、アルバムアートを取得可能であること、WMPの同期データを認識可能であること、といった条件を満たす音楽プレイヤーアプリ自体が少ないので、それだけで素晴らしいです!
グラフィックイコライザー、ボリュームの左右バランス調整が可能!
Powerampでは、グラフィックイコライザーによる出力調整が可能です。
これにより、自分の好みの出力を行うことが可能です。
ちなみにはるるは、フラットかかまぼこ(中音強め)がお好み。
また以下のように、音声の左右バランスの調整も可能。
こちらもお好みで色々とさわってみると面白いでしょう。
豊富な設定で自分好みに!
Powerampには他にも豊富な設定項目がありますので、それらを自分好みに変更して、音の違いを楽しむのも面白いと思います!
音飛びについて
Powerampを使用していると、数時間に一回程度の頻度で、一瞬音飛びすることがあります。
これについては設定画面で、設定→オーディオ→高度な微調整を選択し、以下の設定を行ってみてください。
- オーディオバッファサイズ+750ms
- オーディオスレッド優先度+2
どうもPowerampでは有名な問題のようで、この設定を行えば、ほとんど発生しなくなります。
バッテリーの持ちについて
Powerampのバッテリーの消費は画面を消灯してさえいれば、大食いというわけではありません。
音楽プレイヤーとしては、いたって標準的な使用量です。
車載の場合は常に充電しているので問題ありませんが、携帯する場合、はるるのスマホ(GALAXY S4)の例では、6時間で80%程の消費ですから、時間当たり15%程度の使用となります。
音質について
これは個人の好みもありますから、評価をするのは難しいです。
そのためお試し版を使用して、ご自身の耳で確かめていただいた方が確実でしょう。
ちなみにはるるは悪くはない、と感じています。
このPowerampは音質以外の操作性など、プラスアルファの部分も非常に良くできています。
そのためそれらも加味すると、お金を払って購入する価値があるアプリだと思います。
興味がある方は、まずはお試し版を試してみてくださーい!