29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

フライパン買い直しはもう嫌!そんな方にこそ鉄フライパン!

      2018/04/21

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鉄のフライパンを愛用しています!

以前のエントリー、テフロン加工されたフライパンを長持ちさせる7つの方法でも少しふれたんですが、テフロン(フッ素コーティング)加工されたフライパンや鍋のコーティングには寿命があります。
そしていつかはコーティングがダメになり、食材のこびりつきが起こるようになります。

コーティングがダメになった場合は、再コーティング加工を行うか、買いなおすかのどちらかが必要になります。
ですが費用の都合から多くの場合、フライパンや鍋を買いなおす方が多いでしょう。

ただこれ、以前のはるるも思っていたんですが、なんだかもったいないですよね。

コーティング以外はまだ使えるのに…。
コーティングがダメになったからといって、これまで使っていたフライパンを捨てて、新しいフライパンを買い直すのはもったいない。
どうしてもこう思ってしまいます。

でもこう思っている方は、他にもたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
そしてそんな方におすすめしたいのが、現在はるるも愛用しており、今回ご紹介する鉄のフライパンです!

鉄のフライパンとは?

鉄のフライパンとは文字どおり、鉄製のフライパンです。

取っ手部分まですべて鉄製の製品もありますが、取っ手だけは木製という製品もあります。
ですが一般的には、食材を炒める部分が鉄製のフライパンのことを、鉄のフライパンといいます。

そしてたとえば、こんな製品が販売されています。

鉄のフライパンの特徴は?

鉄のフライパンには、こびりつき防止コーティングが施されたフライパンにはない素晴らしい特徴がたくさん!

強火が使える!

テフロン(フッ素コーティング)によるこびりつき防止加工が施されたフライパンは、コーティングが傷んでしまうため、強火を使用できません(推奨されていない)
また空焚きも厳禁です。

それに対して鉄のフライパンであれば、煙が出るほどまでに強火で空焚きをしても、まったく問題ありません
そしてこの状態で野菜炒めやチャーハンを作ると、からっと仕上がってとてもおいしいんですよ~!

長寿命!

コーティング加工が施されたフライパンは、先に書いたとおり、コーティングに寿命があります。
そのためコーティングがダメになってしまうと、食材が急にフライパンに張り付くようになってしまいます。

しかし鉄のフライパンでは、そもそもコーティング加工などはされていないので、このようなことは絶対に起こりません。
そしてしっかりとした手入れを行っていれば、鉄のフライパンは20年以上使えるといわれているんです!

またダメになる部分も炒める部分ではなく、木製の取っ手の部分や取っ手との継ぎ目が取れてしまうなどが多いようで、炒める部分はかなりの長寿命とのこと。
そのためリバーライトさんのように、取っ手の部分だけを別売りで販売しているフライパンメーカーもあるほど。

鉄分を摂取できる!

鉄のフライパンで調理をすると、フライパンから微量の鉄分が食材に付着するようで、コーティングされた鍋よりも多くの鉄分を摂取可能だそう。

とはいってもこれは極微量なので、どれほどの健康効果があるのかは分かりませんが…。

なぜ、コーティングされたフライパンの方がよく使われているの?

既にご紹介したように、鉄のフライパンには、コーティングされたフライパンに比べた長所が多くあります。
ですが現在では、鉄のフライパンは一般家庭ではあまり使われていません。

それは以下のような理由から。

そもそもお店で売っていない

最近はお店で鉄のフライパンが売られているのを見かけることは、あまりないはず。

かつては鉄のフライパンが全盛(というか、これしかなかった)だったんですが、最近のご家庭ではコーティングされたフライパンを使っている方がほとんど。

そのためお店側もコーティングされたフライパンに比べて売れない鉄のフライパンを、売り場にはあまり置かないのです。

後はこの売ってないから買わない、売れないから置かない、のスパイラルです。

鉄のフライパンは正しい使い方をしないと、ひどくこびりつく!

鉄のフライパンには、使い方に一種のコツのようなものがあります。
詳細は後述しますが、それを知らずに使うと、ほぼ間違いなくこびりつきます

その状態で3人前の焼きそばなんて作りでもしたら、1人前分ぐらいは麺がフライパンにこびりつくはず…。
それほどまでに鉄のフライパンはこびりつきやすいんです。

これに対してコーティングされたフライパンであれば、コーティングがダメになっていない限りは、誰が使ったとしてもまずこびりつきが起こることはないでしょう。

鉄のフライパンは重い!

最近のコーティング加工が施されたフライパンは、軽さを求めてアルミを主体とした製品が非常に多いのが現状。

それに比べると、鉄のフライパンはかなり重いです。

鉄は比重7.87と、アルミの2.68前後に比べ約2.9倍。
そのため同じ大きさのフライパンで単純に考えれば、鉄のフライパンの方がアルミに比べて、2.9倍ほど重くなります

それでも強火が使いたい!

これがはるるが鉄のフライパンの購入に踏み切った理由。
そこで実際に、はるるが購入したフライパンを例に、使い方のコツやお手入れの方法をご紹介したいと思います!

尚、以下に示すのは、一般的な鉄フライパン製品の使用方法です。
鉄のフライパンは製品によって、初期メンテナンスや使い方のコツ、お手入れの方法が異なります。
そのため必ずご自身が購入された製品の説明書にしたがって、作業を行ってください。

はるるが使っているフライパンがこちら!

鉄のフライパン

これはおよそ1年ほど使った状態のフライパンです。

拡大するとこのように真っ黒。

鉄のフライパンの表面の様子

といっても、元々真っ黒であったわけではなく、買った当初はきれいな銀色でした。

ちなみに購入したのはこちらの商品。

この黒さは、鉄のフライパンを使いこむと発生するものです。
鉄のフライパンを使い始めた当初は、少しずつフライパンが黒くなっていくのが、自分の手になじんでいくような気がして、うれしかったのを覚えています。

尚、このフライパンをチョイスした理由は、取っ手が頑丈そうであったのと、26cmの深型で安いもの、というはるるの条件に最もマッチしたから、というもの。

購入直後にコーティングを焼く!

鉄のフライパンは、製造後から消費者の手に渡るまでの間に、錆びてしまわないようにフィルムがつけてあったり、防錆のコーティング剤が塗ってあります。

そこで購入したら、まずはフライパンについているシールやフィルムをはがした後、強火で空焚きします。
空焚きをしていると、防錆剤の焼けるすごい臭いがしてくるので、換気扇は最大にしておきましょう。

そのままだと、フライパンのふちなどは火があたらないので、フライパンを適宜動かして、まんべんなく空焚きします。

しばらくの間空焚きを続けていると、フライパンに玉虫色と呼ばれる、キレイな七色に光る焼け色が付きます。

こうなればコーティングが取れているので、空焚きを終わります。

日々のお手入れ・使い方のコツ

鉄フライパンのお手入れや日々の使い方のコツは、以下のとおり。

使用前に油ならし(油返し)を行う!

フライパンを使用する際は、事前にフライパンから煙が出るくらいに、空焚きをします

次に弱火にしてから、100~200ccほどの油をフライパンに注ぎ、油をフライパンの中で回してまんべんなく馴染ませます。
油煙が出てきたら、終了です。

使い終わった油は、再利用できるようにオイルポッドに戻しておきましょう。

ちなみにはるるおすすめのオイルポッドは、以下の製品。

鉄フライパンの油返しに最適!液だれしないオイルポットならDZ-0709がおすすめ!にて詳細をご紹介していますが、注ぎ口が二重になっており、液だれしにくいのが最大の特徴です。

そして次にキッチンペーパーで、フライパンに残った油をふき取ります。

この油ならしは購入後1か月程で、油がフライパンに十分になじむので、やめてよいという意見もありますが、たいした手間ではないので、はるるは毎回やっています。

使用前はフライパンを十分に加熱する!

鉄のフライパンは冷えたまま、肉を焼こうとすると、間違いなく張り付きます。
肉を焼く場合に限らず、フライパンは使用前に十分に加熱してから、油をひいて使用してください。

使用後は洗剤を使わずに洗う!

食器用洗剤には、油を強力に分解する界面活性剤と呼ばれる成分が含まれています。

そのため鉄のフライパンに食器用洗剤を使用すると、せっかくフライパン表面に構築された油の層が分解されてしまい、こびりつきが起こるようになります。

これを防ぐために、鉄のフライパンを使用後はささらやたわしでこすって汚れを落としましょう。

ささら

たわし

濡れたままにしない!

鉄のフライパンは、濡れたまま放置すると錆びてしまいます
そのため洗浄後は空焚きをし、よく乾かしてから、サビ防止のために調理用の油を表面に塗っておきます。

これらが鉄のフライパンの手入れが面倒といわれる理由です

以上のように、鉄のフライパンはコーティングされたフライパンに比べ、手入れや使い方に手間がかかるのは、まぎれもない事実です。

こういった手間やこびりつきによる料理の失敗が、鉄のフライパンが敬遠される理由になった大きな要因でしょう。

それでも使ってみたい!興味がある!という方はぜひ使ってみてください!

鉄のフライパンはこびりつき防止コーティングが施されたフライパンに比べ、手入れが面倒という弱点があります。
ですがそれを承知でも使いたくなるようなメリットがたくさん!

そのため使ってみたい!興味がある!という方は、小さめの安い製品で良いので、ぜひ一度使ってみてください!

もしかしたら、はるるのように気に入ってしまうかもしれませんよ~!

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