29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

10%引きと10%ポイント還元は同じだと思っていませんか?

      2018/04/22

先日はるるの後輩くんに、次年度の業務に必要な機材とその個数、購入先のリストアップをお願いした時のこと。

あれ?こっちの方が安いのに?

後輩くんが作ってくれた資料を確認していたところ、1か所気になるところが…。
それはとある商品の購入先。

A店では、いつもその商品を定価の10%引きで販売してくれています。
これはその商品に関しては、A店が最安値となることが多く、かなりの頻度でA店で発注をかけていたはるる。

ですが今回後輩くんの作成した資料では、その商品の購入先がB店に変更されていました。
ふと気になったはるるは、B店の価格を見てみると、その商品を定価販売しており、まったく安くありません。

あれ?A店の方が安いのに…。

そう思ったはるるは、後輩くんに確認してみることに。

10%ポイント還元されるから一緒ですよ?

それにB店だったら、ネットで購入手続き可能だから、楽ですよ!
A店だと見積書をもらって、それに会社のはんこを押さないと、購入手続きができないじゃないですか。

あれ面倒だなって、はるるさんを見て思っていたんです。
だから今回からB店に変えたんですが、ダメでした?

これが後輩くんのB店に変えた理由。

ふむふむ、なるほど。

たしかに筋が通っていますね。
ですが後輩くんよ、一点間違っていますぞ!

10%引きと10%ポイント還元は、似て非なるもの!

手を口にあてて驚いている若い女性

これ、意外と勘違いしている人が多いのかもしれませんが、実はまったく違うものです。

でもこれは、節約を考える上では絶対におさえておきたいポイント

そう、超重要です!

この違いを理解するには、10%引きと10%ポイント還元、これらについて、まずはしっかりと理解する必要があります。

10%引きとは?

これはある商品を購入する際、本来の価格の10%、つまり1割を引いた価格で買えますよ、ということ。

たとえば、1万円の商品を10%引きで購入するということは、9,000円( = 10000 ー (10000 × 0.1))で購入可能、というわけ。

10%ポイント還元とは?

大手家電量販店などで、よく使われているのが、このポイント還元という仕組み。

これはある商品を購入する際、本来の価格で販売します。
その代わり、その購入価格の10%のポイントを付与します。
そしてこのポイントは、次回以降の買い物で1ポイント = 1円の値引きに使用可能です!

というのが、その概要。

10%ポイント還元を実施しているお店では、ポイントを使いきる前提であれば、1万円で1万1000円分の買い物ができる、というわけ。

あれ?同じじゃないの?

これらをまとめると、以下のとおり。

  • 10%引き
    9,000円で10,000円の買い物ができる!
    つまり+1,000の買い物ができる!
  • 10%ポイント還元
    10,000円で11,000円の買い物ができる!
    つまり+1,000の買い物ができる!

ほら、両方とも1,000円多く買い物ができるじゃん!

ということは、やっぱり同じだね!
と、思いがち。

これが、10%引きと10%ポイント還元は同じこと、と多くの方に勘違いされている理由でしょう。

割引率に変換して考えてみると…

しっかりと考えてみても、同じように感じられる、10%引きと10%ポイント還元。

ではこれを、割引率に変換して考えてみましょう。

10%引きだと?

これは10%引きですから、当然10%です。

10%ポイント還元だと?

10%ポイント還元の場合は、先ほど書いたように、1万円で1万1000円分の買い物ができるわけです。

これを割引き率に変換してみると、以下のとおり。

1 ー (10000 ÷ 11000)=0.090909091…

つまりおよそ9.09%です。

あれれ、10%じゃない!

つまり、10%ポイント還元の方が割引率が低い!

一見同じように見えた、10%引きと10%ポイント還元。

しかし割引率は10%と9.09%。

つまり10%ポイント還元の方が割引率が低い!=高い!=損!

というわけ。

重要な事なのでもう一度。

10%ポイント還元は割引率が低く損です!

言いかえると。

10%引きの方がお得です!

さらにこれらの計算は、還元されたポイントを使いきっている前提によるもの。
もしポイントを使いきれなければ、実質的な値引率が下がり、さらに損になる、というわけ。

10%ポイント還元の方が損になるもう2つの理由

実は10%ポイント還元には、さらに2つの落とし穴があります。

ポイントはそのお店、または系列店でしか使えない!

ポイント還元で付与されたポイントは、多くの場合、その店舗のみ、または系列店のみで使用可能、というケースがほとんど。

これも実はポイント還元が損になる理由の1つなんです。
それはこの制度のおかげで、心理的なリピート率が上がるからです。

どういうことかというと、たとえば、ある商品を購入しようとした際に、もう少し安い店があるにも関わらず、あ、そういえば…。

この間買ったあのお店なら、ポイントがあるから無料で買える!
こう思って、少し高いにも関わらず、ポイントで買ってしまう、というケースが多いはず。

でも、よく考えてみてください。
これ、全然お得じゃないですよね?

だって、そのポイントは前回の買い物で、10%引きに比べて多めに払っているお金ですよ!

ホントはもっと安い店で買えるのに…。

そしてこの買い物で足りなかった分を現金払いすると、その部分に対してポイントが付与されます。

後はこの繰り返し…。

ポイントは使いきらないともったいない!

ポイント還元で付与されたポイントには、有効期限があるケースも。

そして多くの場合、ポイントが残っていると、使いきりたい!
有効期限が切れてしまったら、もったいない!

という心理が働きます。

そのため、たいして欲しくもない商品を買ってしまったり、もっと安い店があるのに、ポイントを使うために割高なお店で買ってしまったり
といった、もったいない消費行動をとってしまいがち。

そしてこの買い物で足りなかった分を現金払いすると、その部分に対してポイントが付与されます。

後はこの繰り返し…。

ポイント還元の仕組みは、ホントに消費者のため?

ポイント還元システムを導入するのは、お店側にとっても、システム導入費用などが必要になるはず。
それでも多くの量販店が、わざわざ煩雑なポイント還元システムを導入するのには、先に書いたような背景もあるわけです。

また、買い物をしているとこんなケースに遭遇したことはありませんか?

はるる『これ、もう少し安くなりませんか?』

店員さん『あ~、これは人気商品なんで、これが底値です、スイマセン!』

はるる『そこを何とか!10%引きで!』

店員さん『あ~、10%引きは無理ですけど、10%ポイント付与なら、何とか…』

つまり、これは10%引き ≒ 10%ポイント還元、または10%引き = 10%ポイント還元という心理を狙った、お店側の顧客の囲い込み戦略の一つとも言えます。

ホントに少しでも消費者に安い物を、という考えであれば、最初から10%引きで販売すれば良いだけなのですが…。
そう考えると、ポイント還元システムというのは、消費者のためのシステム、というよりはお店側の儲けのためのもの、という印象も。

あれれ、少し話がそれてしまったかも…。

つまり10%引きと10%ポイント還元は違う!

話をまとめると、10%引きと10%ポイント還元は違うよ!

同じ割合(%)なら、迷わず割引の方を買いましょう!

 - 生活, 節約

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