29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

65インチの大型テレビは自分で設置できるの?1人で設置できるの?

      2018/04/25

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大型テレビは自分で設置できるの?1人で設置できるの?

最近は、ネット通販でも大型テレビを購入することができ、家電量販店の価格よりも安いことが少なくありません。
そのためネット通販でテレビを買いたいものの、『配送は玄関まで・設置はご自分で』というようなお店の場合、自分で設置できるんだろうか?1人で設置できるんだろうか?
と心配で、ネット通販での購入に踏み切れない方もいらっしゃると思います。

この『大型テレビの配送は玄関まで・設置はご自分で』というような納品形態は、実はネット通販だけではなく家電量販店での購入の際も、設置サービス(無料の場合と有料の場合あり)をお願いしない場合、有り得る話なんです。

そして実ははるるは先日、家電量販店で購入した65インチのテレビを、有料の設置サービスを使わずに自分で玄関から設置場所まで移動し、その後設置という作業を行いました

この経験を踏まえ、大型テレビは自分で設置できるんだろうか?1人で設置できるんだろうか?という疑問について感じた点をご紹介します!

PCゲームを4Kで楽しむために、大型テレビを買いました!

先月、はるるの趣味の一つであるPCゲームのプレイ環境を向上させるために、65インチの大型テレビを購入しました。

これまでゲームに使用していたテレビは、8年前くらい前に購入した46インチの4倍速BRAVIA KDL-46F5。
そのためこれまでも十分に大画面だったわけで、画面サイズが不満で新しいテレビを買った、ということではありません。

新しいテレビを買ったのは、スペックに不満を感じるようになったから

はるるがこれまでゲーム用に使ってきた46インチの4倍速BRAVIAは発売から8年ほど経過し、最近スペックを物足りなく感じるようになったんです。

具体的には4K/60Hz表示に非対応である、HDR(High Dynamic Range)に非対応である、など。

HDRについてはさほど重要視はしていなかったんですが、4K表示に非対応という点に特に不満を感じておりまして。

はるるのPC構成は、MOD未導入の少し前のゲーム(Assassins Creed 4 Black Flagなど)であれば、最高画質を4K/60fps出力するだけのパワーがありました。
にも関わらず、テレビ側が4Kに対応していなかったために、フルHD(1920×1080)解像度でプレイしていたんです。

しかしそろそろ4Kでゲームを楽しみたいなぁと思い、最新の規格に対応したテレビを買おうと決意。
そして4K/60Hz表示に対応しているテレビを家電量販店に見に行ったところ、SONY BRAVIA KJ-65X8500Dという65インチの4K・HDR対応のテレビが31万円くらいで販売されていました。

この価格を見て、正直に言うと驚いたんですよね。

最近のテレビは安い!

8年ほど前の記憶なのでちょっと曖昧ですが、はるるの自宅にあるKDL-46F5という46インチのBRAVIAは、たしか35万円くらいの価格で購入した記憶があるんですよね。

それが今では、65インチの大画面4K対応テレビが30万円ちょっとで買えるなんて、ほんとにビックリです。

予算は30万円前後で考えていたので、お店に行く前は46~55インチくらいのテレビを買おうかなぁ。
なんて考えていたんですが、現在のテレビの相場を見て、これなら65インチが買えるじゃん!
と急きょ予定変更。

自宅に一度帰って部屋の寸法や搬入経路を確認し、65インチのテレビが部屋に入るか確認。
よし!いけるぞ!部屋に入れられそうだ!ということで家電量販店に戻り、店員さんに『このテレビ、現金で今すぐ買うのでもっと安くなりませんか』と価格交渉。

するとポイント分を考慮した価格で26万円くらいの提示がありました。(購入価格 – ポイント = 26万円くらい)
この価格は価格.comさんの最安値よりも安い価格だったため即決し、近くのATMでお金を下ろして購入しました。

有料の設置サービスをお願いしませんでした!

今回購入したテレビはメーカーに在庫がなかったらしく、納期は1か月後くらいということだったので、完成し次第自宅に配送してもらうことに。

そしてはるるがテレビを購入したこの家電量販店の場合、玄関までの配送は無料。
ただし部屋への搬入・設置は有料の設置サービスを併せて購入する必要がある、とのこと。

金額は2,000円とさほど高くはなかったんですが、以前46インチのBRAVIAの納品時に配達員の方の設置作業を見ていて、これくらいの作業(詳細は後述)なら自分でできるなぁ。
なんて思った記憶があり、それなら自分で設置しようかな…と考えたわけ。

ただ65インチの大型テレビなんて重そうじゃないですか。
だからはるるに持ち上げることができるのか、この点だけはちょっと心配でした。

そこで店員さんに、『このテレビ、設置サービスをお願いしなかった場合、自分で玄関から設置場所まで運搬・設置することになると思うんですが、1人で設置できますか?』と確認。

すると『このテレビはサイズこそ大きいですが、重量は25kg※くらいなので一人でもぜんぜん大丈夫ですよ!』というお返事。

そのため2,000円を節約するために有料の設置サービスは契約しなかったんです。
今思えばこのとき、有料であっても2,000円くらいなら設置サービスを頼むべきでした…。

※はるるが購入した65型の8500Dは以下のとおり本体重量が20.3kg、スタンドを含めても23.9kgと、店員さんの『25kgくらいですよ!』という話はホントです。

KJ-65X8500D:20.3 kg、23.9 kg(スタンド含む)
KJ-55X8500D:15.1 kg、18.6 kg(スタンド含む)

(SONY – KJ-65X8500D取扱説明書より引用)

待ちに待ったテレビの納品日!でも玄関から部屋にテレビを入れられない!?

以上のような経緯で、はるるは65インチの大画面4K HDR対応テレビ、SONY BRAVIA KJ-65X8500Dを購入し、自分で設置することにしたのです。

そして待ちに待ったテレビの納品日。
届いたテレビで何のゲームを4Kで楽しもうか、NieR:Automata(※リンク先はPS4版)かな~なんてウキウキしながら待っていたわけですよ。

するとピンポーンと玄関チャイムがなり、配送屋さんがテレビを我が家に持ってきてくれました。
そこで『フッフッフッ。やっと着たか』とスキップしながら玄関に行き、ドアを開けるとビックリ。

なんとそこには、想像をはるかに超える巨大なダンボール。

このダンボールを見た瞬間に、『これ、本当に1人でいけるんですか…、XXX(テレビを買った量販店)の店員さん!』と、思えるほどに大きいダンボールでした。

そしてダンボールのあまりの大きさにあっけにとられているはるるに、『あの~、本日は配送のみということなので玄関に置いていく形になりますが、どこに置けばよいでしょうか。』と配送屋さん。

そうですよね!仰る通り、配送のみです!
設置サービスはお願いしていませんでしたものね!
とハッと我に返り、『とりあえずこの辺に置いてください』とお答えし、玄関の前の廊下に置いていただきました。

そして配送を終えた配送屋さんが帰った後、さっそくまずは設置場所の部屋まで届いたテレビを移動させることに。

幸いなことにテレビが入っているダンボールは大きさこそ巨大なものの、重量はそれほど重くはなさそうでした。
先に書いたとおりテレビ本体がスタンド込みで25kgくらい。
それに梱包用の資材の重さを足しても40kgはないと思います。(正確にはかったわけではありませんが、おそらくは…。)

しかしこのテレビを1人で設置場所まで運ぶのは、早々にあきらめました。

だって設置場所となる部屋にテレビを入れられないんですもの。

重量的には問題なくても…

はるるは普段片側20kg、左右で40kgのダンベルで筋トレをしているので重量的には問題はありません。
ですがいかんせん巨大で持ちにくい…。

というか大きすぎて重量的には大丈夫でも、1人で持ち上げるのは無理だ…と感じました。

頑張れば持ち上げることはできるのかもしれませんが、バランスがうまく取れず落としてしまったり、壁にぶつけてしまう危険性があったので。

玄関から設置場所の部屋にテレビを入れるためには、そのままではドアを通過できなかったために、テレビを縦にする必要がありました。
ですが1人でテレビを縦にするのは危険だと思ったんです。

もしうまく縦にできずにテレビを倒してしまったら、テレビの液晶部が割れるなど破損してしまうかもしれません。

いくら安くなったとはいえ30万円近いテレビ。
だからそんなリスクを犯してまで1人で作業するのは、早々にあきらめて応援を呼ぶことにしました。

大人二人で設置できました!ですが1人ではちょっと厳しいと思います!

というわけで応援に来てもらったのが、現在はるるとお付き合いしていただいている彼女さん。

体重45kg前後の小柄な女性ですが、ジムに通って体を鍛えているので、かなり重たいものでも持てるよー!
と以前に話していたので応援要請をしたところ、すぐに駆けつけてくれました。

そして設置場所となる1Fのリビングのドアの前で、二人で協力してテレビを縦にしてドア部を通過。
その後テレビを一度持ち上げて下部にタオルを敷き、そのタオルを引っ張って引きずりながら、リビング内の広いスペースまでテレビを移動。

この時点で、二人ともTシャツ1枚になってゼーハーゼーハーしていました。
そのためこのブログに掲載するための写真を撮るのをすっかり忘れまして…。

大型テレビを開梱・設置する作業はこんな感じだよ~!
と説明するためには、画像があると分かりやすいと思うんですが、申し訳ありませんが開梱・設置中の画像は一切ありません、ごめんなさい!

さて、ここからが本番。
いよいよダンボールを開梱し、テレビの組み立て・設置作業に入ります!

大型テレビの開梱・設置は難しくはない!でも1人じゃ厳しいと思う!

大型テレビの開梱作業については手順書が付属しているので、これにしたがって作業を行います。

はるるが購入したSONY BRAVIA KJ-65X8500Dの場合、以下のような手順となります。

SONY BRAVIA KJ-65X8500Dのスタンドの取り付け手順1~4

SONY BRAVIA KJ-65X8500Dのスタンドの取り付け手順5~6

(SONY – KJ-65X8500D組み立て/設定ガイド取扱説明書より引用)

簡単にまとめるとこんな感じですね。

  1. ダンボールに入ったままのテレビを設置場所の近くまで運ぶ。
  2. ダンボール上部を開梱し、付属品を取り出す。
  3. ダンボール下部の固定用のプラスチックのパーツを取り外し、ダンボールのロック機構を解除する。
  4. テレビスタンドを取り出す。
  5. テレビスタンドを組み立てる。
  6. テレビを持ち上げて、テレビスタンドにのせる。
  7. テレビとテレビスタンドをネジで固定する。
    テレビの組み立て作業はここまでで、この後は設置・設定作業となります。
  8. テレビを設置場所(テレビ台の上や壁掛け台)に設置する。
  9. テレビに付属しているB-CAS(ビーキャス)カードをテレビに挿入する。
  10. テレビに電源とアンテナ線を接続する。
  11. 電源を入れてチャンネル設定を行う。
    (初期設定画面で郵便番号を入力すれば勝手にチャンネル設定を行ってくれます。)
  12. 画質・音質調整を行う。
  13. 梱包材(ダンボールや発泡スチロールなどの緩衝材)の片付けを行う。

テレビのメーカーによって多少の違いはあるでしょうが、基本的には以上のような手順でテレビの開梱・設置作業を行います。

この中で大型テレビの場合、1人での作業が厳しいのが1番『ダンボールに入ったままのテレビを設置場所の近くまで運ぶ』、6番『テレビを持ち上げて、テレビスタンドにのせる』、8番『テレビを設置場所(テレビ台の上や壁掛け台)に設置する』の作業です。

そしてこれらの作業を彼女さんとともに実際にやってみた結果、はるるが感じたことがこちら。

数千円でテレビの搬入・設置・片付けをしてもらえるなら、絶対にやってもらった方が良い!

はるるがこう感じたのは、以下のような理由から。

1人で大型テレビの搬入・組み立て・設置は厳しい!

絶対にできないとは言いませんが、1人で大型テレビの搬入・組み立て・設置は厳しいと思います。
たとえ設置者がどんな力持ちだとしても、です。

先にも書きましたが、最近のテレビは大型のモデルであっても重量は極端に重いわけではありません。
65インチのテレビであっても25kg前後ですから、一般的な成人男性であれば持てない重さではないですよね。

ただいかんせん大きすぎるのです、サイズが

65インチクラスのテレビの場合横幅は150cm前後はあるはずです。
そのため1人で両端を持って持ち上げるのは非常に困難。

テレビの下部を持てば持ち上げられないことはないとは思いますが、スタンドにテレビを設置する際は位置の微調整が必要です。
これを1人でやるのはかなり厳しいでしょう。

またこの時もしバランスをくずしてテレビを倒しでもしたら、ほぼ間違いなく液晶画面が割れるなどの問題が起こるはず。

そのため大型テレビを1人で設置するのは、かなりリスクが高い作業と言えます。

ちなみにはるるが購入したSONY BRAVIA KJ-65X8500Dの場合、ベゼル部が極端に狭く、テレビ本体上部は薄いです。
そのためバランスをくずした際にテレビの端の方を持ってしまうと、簡単に液晶画面が破損しそうです。

こちらがそのベゼル部。

SONY BRAVIA KJ-65X8500Dのベゼル部の様子

65インチの大画面に対して、ベゼル部は1cmほどしかないので、かなり狭く感じます。

また画面上部の厚みも同様に1cmほどしかなく、一箇所に強い力を加えると簡単にバキッといっちゃいそうな感じです。

SONY BRAVIA KJ-65X8500Dの画面上部の厚み

ゴミの処分が面倒!

テレビの設置サービスを利用した場合、配送・設置業者さんが不要になった梱包材(ダンボールや発泡スチロールなどの緩衝材)を持って帰って処分してくれます。
ところがサービスを利用せず、自分でテレビを設置する場合、梱包材は自分で処分しなければいけません。

これが結構な量で片付けと処分が大変なんですよ。

大型テレビの場合本体の重量がそれなりにあるので、輸送中に破損してしまわないように、頑丈な極厚ダンボールで梱包してあります。
さらに内部でテレビが動かないように、かなりかたい材質のたくさんの発泡スチロールで厳重に固定されています。

これら梱包材の処分が結構大変で面倒な作業なんです!

はるるが購入したBRAVIAのケースでは、発泡スチロールだけで大きめのゴミ袋4つ分の量でした。
これにさらに巨大かつ極厚なダンボールを荷物ひもでしばって処分する手間が必要となります。

初期不良だったとしても、設置時に壊したと言われる可能性がある!

不幸なことに、購入したテレビの液晶画面が割れていたなどの初期不良があった場合、設置サービスを利用していれば、その方たちと一緒に初期不良を確認できるので問題ありません。

また搬入・設置作業中に業者さんが誤って破損させてしまったとしても、この場合は業者さんの負担で修理をしてもらえるはず。

ところが設置サービスを利用していない場合、初期不良により液晶が破損していたケースでは、初期不良ではなく購入者による設置場所への搬入や設置作業中に破損させたんじゃないですか?
だから修理は購入者の負担による有償修理となりますよ!
とメーカー側に言われても、購入者側は反論しにくいです。

そして実はこの問題、実際に似たようなことが起きているようで、ネットで検索するといくつかの事例が見つかります。

こういったトラブルを防ぐには、搬入や設置は自分では行わず、設置サービスを利用して専門の業者さんに行っていただくほかない気がします。

というわけで、実際に大型テレビを自分で搬入・設置した経験から感じたのは、数千円で大型テレビの搬入・設置・梱包物の片付けをしてもらえるなら、絶対にやってもらった方が良い!ということです。

これは購入したテレビに初期不良が起きていた時のことを考えると、テレビのサイズが大型だろうが小型だろうが、関係ない話。

そのためネット通販で買うにしても家電量販店で買うにしても。
そして多少出費が増えたとしても、テレビを買うときは設置サービスのあるお店で購入し、必ず利用した方が良いと思いますよー!

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