29歳、離婚しました。

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ネットワーク機材をコマンド操作で設定する際に覚えておくと便利なこと

   

コマンド操作を使ったネットワーク機材の設定が必要となることがあります!

ルーターなどのネットワーク機材の中には、設定がコマンド操作(CUI・CLI)でしかできない製品があります

一応、ヤマハさんのルーターやインテリジェントL2スイッチなど一部の機材では、ブラウザーや専用のソフトウェアを使ったGUI操作で設定が可能ではあります。
ですがこれは完全なものではなく、一部の項目についてのみGUI操作で設定可能、というものです。
そのため詳細な機能の設定には、コマンド操作が必要となります。

参考:ヤマハ RTXルーターの設定はCUIとGUIのどちらでやった方が良い?

※もちろんGUIですべての設定を行える機材もあります。

こういった事情から、コマンド操作を使ったネットワーク機材の設定が必要となることがあるでしょう。

そこでコマンド操作で設定を始めると、今現在どんなコマンドを使えるのか分からない…。
または設定用のコマンドをど忘れしてしまった…などの理由で困ってしまうことが。

今回はこういったときに役立つ、覚えておくと便利な操作をご紹介します!
コマンド操作を使ったネットワーク機材の設定を行うときに、ぜひ活用ください!

はじめに

これからご紹介する覚えておくと便利な操作は、現在市販されている複数のネットワーク機材で共通して利用可能であることを確認しています。
ですがすべてのネットワーク機材で共通して使えるわけではありません。

そのため現在設定中の機材でうまく動作しない場合には、その機材では使えない方法だとご理解ください。
ただし同様の機能が別の方法で用意されている可能性はあるので、併せてお使いの製品のコマンドリファレンスを確認していただくと良いと思います。

現在実行可能なコマンドの一覧を表示する方法

ネットワーク機材の設定中に、設定用のコマンドの一部を忘れてしまうことがあります。

こういったときは、?(半角のクエスチョンマーク)を入力してください。
この操作により、現在実行可能なコマンドの一覧を表示してくれます。

たとえばヤマハさんのルーター製品RTX3500では、『show status』で始まるコマンドを実行すると、ルーターの各種ステータス情報を取得できます。
そして『show status』の後に続くコマンド(『show status』を使って取得できる各種ステータス情報)を調べたいときは、『show status ?』というコマンドを実行してください。

すると以下のように『show status』の後に続くコマンド一覧が表示されます。

つまりこの例では、『show status』の後に『backup』や『bgp』などのコマンドを実行できる、というわけです。

またコマンドのキーワード(英単語)の途中まで入力した状態で?を入力することで、途中までの入力状況も加味した実行可能コマンドの一覧を表示します。
そのため『show status lan?』コマンドを実行すると、『lan1 lan2 lan3 lan4』のみ指定可能という結果が表示されます。

これは『show status ?』の結果のうち、先頭がlanで始まるコマンドのみを抽出・提示するイメージとなります。

コマンド入力モードを考慮した内容が表示される仕様です!

ネットワーク機材の中には、ヤマハさんのインテリジェントL2スイッチ SWX2300や、Fortinet社のUTM製品であるFortiGateなど、コマンド入力モードによって実行可能なコマンドが異なる製品も存在します。(FortiGateの場合は入力モードというよりは、設定階層のようなもの。)

参考:RTPro SWX2300シリーズ コマンドリファレンス – 2.4.1 コマンド入力モードの基本

こういった機材では?入力により、現在のコマンド入力モードで実行可能なコマンドのみ表示される仕様となっています。
したがって以下のように、SWX2300の非特権EXECモード(ユーザーモード)と特権EXECモードでは?コマンドを実行した際に表示される内容が異なります。

SWX2300の非特権EXECモード(ユーザーモード)の実行可能コマンドリストの例:

SWX2300の特権EXECモードの実行可能コマンドリストの例:

現在のコマンド入力モードでは実行できないコマンドは表示されないので、もし関係しそうなキーワード(英単語)が表示されないのであれば、コマンド入力モードが誤っている可能性があります。

コマンドを補完する方法

設定項目の中には、コマンドのキーワード(英単語)が長かったり、つづりが難しく覚えづらいなどの理由により、入力しづらいものも。
ネットワーク機材のコマンド操作による設定時、そういったキーワード(英単語)をすべてキーボードで手入力する必要はありません

これはなぜかと言うと、多くの場合ネットワーク機材のコマンド操作には補完機能が搭載されているからです。
具体的にはキーボードの『Tab』キーを押下することで、現在入力途中のコマンドから補完が可能なコマンドがあれば、自動で補完入力してくれます。

たとえば先ほど例示した『show status』コマンドの場合、以下のような手順で補完機能を使用可能です。

  1. shと入力。(show の先頭2文字)
  2. キーボードの『Tab』キーを押下する。
  3. 『show 』が自動補完入力される。
  4. stと入力。(status の先頭2文字)
  5. キーボードの『Tab』キーを押下する。
  6. 『status 』が自動補完入力される。

候補が複数ある場合の動作について

補完機能利用時、タイミングによっては補完候補が複数存在する場合があります。

たとえば『show status lan』まで入力し、補間機能を利用しようとキーボードの『Tab』キーを押下したケースでは、『lan1 lan2 lan3 lan4』の入力候補が考えられます。
したがってネットワーク機材は、どれに補完すれば良いのか判断できません。

こういったケースでの挙動は、機材によって異なります。

RTX3500の場合は?が自動補完され、実行可能なコマンドの一覧を表示します。

またFortiGateのように、『tab』キーを押下するたびに変換候補が切り替わるタイプの製品もあります。

この場合は、『tab』キーを押下するたびに以下のように切り替わるイメージです。※

  1. show status lan1
  2. show status lan2
  3. show status lan3
  4. show status lan4
  5. show status lan1
  6. show status lan2
  7. 以下繰り返し

※あくまでもイメージであり、FortiGateではshow status lan1などのコマンドは実行できません。

以上、ぜひ活用くださーい!

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