29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

はさみに付着した粘着汚れを取り除いたり動きの重さを改善する手入れ方法

      2018/12/19

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はさみを長期間使い続けていると、こんな問題で困ってしまうことがあります。

はさみの刃の部分にベトベト粘着汚れが付着して切りにくい!動きが重く使いづらい!

以下のような、購入した当初のキレイな状態のはさみは使いやすく、紙やテープ類などをサクサクと切ることができます。

スコッチ 3M チタンコート シザーズ 1458

ところが使い始めてからしばらく経つと、はさみの刃の部分にベトベト粘着汚れが付着してしまい、物を切りにくくなってしまうことがあります。
またはさみの動きが悪く(重く)なってしまい、はさみを閉じたり開いたりする際により大きな力が必要となり、手が疲れやすくなったり痛くなってしまうことも。

こういった問題は、はさみの掃除・手入れ作業を行うことで改善することができ、以前のように軽い力でサクサクと物を切れるようにできることが多いです。

そこで今回は、はさみの刃の部分にベトベト粘着汚れが付着したり、動きが悪くなったことで物を切りにくくなってしまったはさみの掃除・手入れ方法をご紹介します!

はさみの刃の部分に付着したベトベト粘着汚れを取る方法

はさみの刃の部分に付着したベトベト粘着汚れの多くは、セロハンテープやガムテープを切った際に付着したもの。
そしてその正体は、テープ類が使用しているのり(粘着)成分です。

この粘着成分がはさみの刃に付着すると、はさみの開閉時の抵抗感(重さ・かたさ)や切りにくさ※の原因となります。

粘着汚れはテープの粘着力を使って取り除く方法と、専用のクリーナーを使う方法がお手軽でしょう。

※切る対象物と刃がくっついてしまい、切りにくくなる。

テープの粘着力を使って取り除く方法

はさみの刃の部分に付着した粘着汚れは、小さく切った布製のガムテープなどを指先に巻き付け、刃の側面に何度もペタペタと押し当てては離す作業を繰り返すことで、キレイに取り除けることが多いです。

この作業を行うときのポイントは、布製のガムテープなどなるべく粘着力の強いテープを使うこと。
粘着力の強いテープを刃の側面の粘着汚れに押し付けることで、粘着汚れをテープに移し取って取り除きます

刃の部分に沿って手を動かすわけではないため、手指を誤って切ってしまうことは少ないと思いますが、手指を切らないように注意しながら作業を行ってください。

はさみには2本の刃が付いており、それぞれの刃の内側・外側の計4面を掃除します。

専用のクリーナーを使って取り除く方法

あまり知られてはいませんが、実ははさみ専用のクリーナー製品も販売されています。
ネット通販サイトで300~1,500円程度で購入できるので、以下製品のような専用のクリーナー製品を使うのもおすすめです。

ウェットティッシュタイプのはさみ専用クリーナーの例:

この製品では、刃の部分に洗浄成分を付けてから粘着汚れを拭き取ることで取り除きます。

テープの粘着力を使って取り除く方法では掃除に時間がかかりますが、専用のクリーナー製品を使うと、え!?
とビックリするくらいに簡単に粘着汚れが落ちるので、とっても楽ちんです!

はさみ強力クリーナー NK-CL3は、3枚入りが200~300円くらいで販売されています。

1枚あたり67~100円であり、他のウェットティッシュ製品と比べると高いです。
ただし1枚で2~3本のはさみの掃除が可能なことから、割高感を感じることはありません。

動きが悪く(重く)なってしまったはさみの改善方法

はさみの開閉時に感じる抵抗感(重さ・かたさ)の原因には、はさみの刃の部分に付着した粘着汚れや接合部の調整不良、潤滑不足などが考えられます。

粘着汚れについては、さきほどご紹介したはさみの刃の部分に付着したベトベト粘着汚れを取る方法を使えばOK!
そのためここでは接合部の調整不良と潤滑不足について、改善方法を紹介しましょう。

接合部の調整を行う!

はさみ製品の中には、2本の刃・取っ手部のパーツを接合している接合部が、ネジで調整可能となっているものがあります。

以下はさみの例では、マイナスドライバーを使って接合部の締め込み具合を調整可能です。

マイナスドライバーで調整可能な刃を構成する金属同士を留めている接合部

こういった製品を使っている場合は、接合部の締め込み具合いを少し緩めることで、軽い力ではさみの開閉動作ができるようになります。
そのため、はさみの開閉時に抵抗感(重さ・かたさ)を感じる場合は、ネジを少しだけ緩めてみると良いでしょう。

ただしこの締め込み具合いは、はさみの切れ味に大きく関係するものでもあります。(締め込みを緩めすぎると、切れ味が変わったり物を切りにくくなる場合あり。)

したがって調整する際は、切れ味と開閉のしやすさのバランスを考えて調整を行ってください。

接合部の潤滑不足を改善する!

はさみの接合部の潤滑不足により、はさみの開閉時の抵抗感(重さ・かたさ)が起きていることもあります。
この場合は市販の潤滑スプレーを使って接合部の潤滑状態を改善することで、開閉動作をスムーズにできるでしょう。

現在市販されている潤滑スプレーには、とても多くの種類があります。
その中でも特におすすめなのが、シリコンスプレーという潤滑・離型剤※スプレーです。

手に持っているKURE CRC シリコンスプレー

※型から製品を取り出しやすくする薬剤のこと。

シリコンスプレーをはさみの接合部に吹き付けることで、潤滑状態を改善。

ハサミの刃を構成する金属部分が取っ手の内部まで届いている様子

これにより、はさみの開閉時に感じる抵抗感(重さ・かたさ)が小さくなります。

また刃の部分に吹き付けると、『はさみの切れ味がよみがえる』と、メーカーさんのサイトには記載があります。

シリコンスプレーをはさみの刃の部分に吹き付けている様子

はさみの切れ味がよみがえる

ハサミの切れ味が悪いと思ったら、シリコンスプレーを刃にスプレーしてみてください。
無駄な摩擦が減って、切れ味が復活します。
シリコンスプレーは紙にも使用できるので、切った紙に悪影響を与えることもありません。

(呉工業株式会社 – シリコンスプレ-製品紹介ページより引用)

潤滑と切れ味の両方の改善が見込めるため、シリコンスプレーはおすすめ度大!

またシリコンスプレーは1本200~400円ほどで購入可能であり、マウスやシャッターの動きの改善など、多用途に使用できる便利な製品です。

参考:
マウスのすべりが悪い時や引っかかり感を感じる時に試してみてほしい対策
シャッターが重い!動きが悪い・そんな時はシリコンスプレーで解決!
ファスナーのすべりが悪い時はKURE シリコンスプレーで解決!

そのため、この機会に1本買ってみてはどうでしょうか。

刃先の問題による切れにくさには、はさみ研ぎ機!

今回ご紹介した掃除・手入れ方法を行えば、ベトベト粘着汚れの付着や動きの悪さによる切りにくさは、改善することが多いです。
ところが長期間の使用により、はさみの刃先の鋭さが失われるなど、刃先の問題による切りにくさは改善できません。

こういったケースでは、刃先を研いで切れ味を良い状態とすれば、以前のようにスパスパ・サクサクと物が切れるようになります。

以下のようなはさみ研ぎ機を使えば簡単に研ぎ作業を行えるので、利用を検討されると良いでしょう。

はさみ研ぎ機はネット通販サイトで350~600円前後と比較的安価に購入できるので、買いやすいんじゃないでしょうか。

ただ350~600円出せば、新しいはさみに買い換えることもできます。
そのため刃先に問題が起きて切れにくくなった場合には、ちょっともったいないですが、はさみを買い替えた方が楽かもしれません。

買い換えるなら、スコッチ 3M チタンコート シザーズ 1458というはさみがおすすめ!

参考までにはるるは現在、スコッチ 3M チタンコート シザーズ 1458というはさみを使っており、とても気に入っています。

スコッチ 3M チタンコート シザーズ 1458のパッケージ

ネット通販サイトで850円前後で販売されている製品で、多くのはさみ製品が250~500円くらいで販売されていることを考えると、少し高めなはさみ製品と言って良いでしょう。

このはさみは手が痛くなりにくく、良く切れるという特徴を持っていることから、気に入っています。

スコッチ 3M チタンコート シザーズ 1458については別途、手が痛くなりにくくよく切れるハサミ 3M チタンコート 1458がおすすめ!でくわしく書いているので、興味がある方は併せてぜひご覧になってくださーい!

 - 掃除, 生活

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