29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

自炊のすすめ 楽しい節約生活

      2017/09/08

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楽しい節約生活シリーズ、第1回目のテーマは自炊のすすめ。

本来であればまずここで、自炊ってこんなにお得で節約できるんだよ~!といった内容を書くはず。
ですが自炊に関しては、先日のエントリーでどれくらいお得かについて書いたので、それを引用します。

自炊ってこんなにお得なんだ!(おさらい)

はるるの食費は月額平均で12,937円。
3食しっかり食べており、1か月が31日とすると93食を食べてることに。

これを12,937円から割ると、1食当たりの食費はおよそ139円となります。

はるるは、この金額でしっかりと外食ができるお店は、あまり見たことがありません。
あったとしても、はたしてお腹一杯食べられるんでしょうか…。

中略

次に1食ワンコイン500円で買い食いし、朝食は食べないケースを考えることにしましょう。

そうすると1日当たり1,000円、1か月では31,000円となります。
はるるの食費と比較すると、その差額は18,063円です。

年間にすると単純に12倍になりますから、216,756円お得ということですね。

(楽しい節約生活 – 一食139円で済ませられる外食なんてほとんどないより引用)

以上のように、1日2食の1食500円の毎食買い食い生活の人に比べ、3食すべてを毎日自炊を行った場合は、年間で20万円以上もお得、というわけ。

自炊なんてできないよ…

自炊と言っても、小学校の家庭科の授業以来、包丁なんて持ったことがないよ!
そんな俺が、私が自炊なんてできないよ…!
こう思われる方がいらっしゃるかもしれません。

でも安心してください。
このエントリーをご覧の方の中には、そんな方がきっと多いはず。
そして以前のはるるもそうでしたから。

以前にも少しふれましたが、はるるも離婚直後は自炊といえば、カップラーメンを作るくらいしかできませんでした。
これ、自炊って言わないかもしれませんけどね(笑)

そんな料理経験ゼロのはるるでも、今では市販のルーや素を使わずにマーボー豆腐やシチュー、スパゲティーのミートソースだって作れるようになりました。

だから安心してください。
皆さんもやれば、なんとでもなりますよ!

自炊ってどうすればいいの

本当にまったく自炊をしたことがない方は、きっとこう思うはず。

そこでまずは、そういった方向けに、自炊の始め方について書こうかと。

まずは現状把握!

何を始めるにも、やはりまずはこれ、現状把握です!

以下に例を挙げるので、あなたの家には料理に関するどんな道具(調理器具等)があるのか、一度調べてみてください。

  • ガスコンロ
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 冷蔵庫(冷凍庫含む)
  • 包丁
  • まな板
  • フライパン
  • やかん
  • 菜箸
  • ピーラー
  • 計量カップ
  • 計量スプーン
  • はかり
  • ざる
  • ボウル
  • ターナー
  • お玉
  • 木べら
  • オーブン
  • トースター
  • 食器洗い乾燥機
  • 米びつ

さて、ご自宅にはどんな調理器具があったでしょうか。

少ない方は0~3個ぐらい、多い方であれば10個以上お持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

まずは冷凍庫と電子レンジ、そして炊飯器、米びつ、しゃもじが欲しい!

これらの調理器具の中で、はるるがまず最初に必要だと思うものはこの5つ、冷凍庫と電子レンジ、そして炊飯器、米びつ、しゃもじ

炊飯器があるわけですから、もうお分かりですね。
はるるがおすすめする最初の自炊、それはご飯の自炊(炊飯)です!

どうしてご飯?

理由はとっても簡単。
それは調理が簡単で、節約効果が大きいからです。

自炊にもさまざまありますが、それぞれ難易度が異なります。
そしていきなり難しいことをやってもうまくいかず、挫折する方もでてくるかもしれません。
そのためとっかかりとしては、簡単な内容が良いはず。

さらにこのご飯の自炊、その調理の難易度に比して、非常に節約効果が高いのです。

ご飯を自炊するだけで、年間約11万7000円も節約できるかも!

もし現在ワンコイン500円のお弁当を買っている方の場合、ご飯だけを自炊にすると、買うのは当然おかずだけでよくなります。
すると今まで500円だったものが、300円になるかもしれません。

おお!それなら、200円も節約できるじゃないか!
なんて考えてしまいそうですが、それはちょっと違うんです。

というのも、おかずしか買わなくなった分、ご飯は自分で炊飯しなければなりません。
つまりその分のコストが発生する、というわけ。

ちなみにご飯茶碗1杯のご飯を自炊すると、炊飯器の電気代を入れても40円ほど。
だから200円との差額により、1食当たり160円節約できる、というのが正しいです。

次にこれを年間に換算してみましょう。
先ほどの1日2食の例で考えると、160円×2食×365日 = 116,800円です。

つまりご飯を自炊するだけで、およそ11万7000円も節約が見込める、というわけ。
だから炊飯器を持っていないという方も、ご飯の自炊を始めるために数万円の炊飯器を買ったとしても、1年間自炊を続ければ十分に元が取れることになるのです。

ご飯の炊き方

ご飯の炊き方はとっても簡単。

用意するもの

ご飯を自炊するには、以下のものが必要です。

お米

普通のお米と無洗米の2種類があります。
自炊初心者の方には、手間が少ない無洗米がおすすめ

味については無洗米ではない、普通のお米の方がおいしいという方もいらっしゃいます。
ですがはるるには、味の違いが分かりません。
どちらもおいしいです(笑)

また普通のお米の場合、お米の研ぎ(洗い方)の技術によっても、味が変わると言われています。

そのため味については、ご自身で確かめてみてください。

お米はスーパーマーケットで購入可能です。
またネット通販でも購入可能なので、忙しい方はそれを利用されると良いかもしれません。

量は2kg、5kg、10kgの物が一般的。
はるるはいつも5kgの無洗米を購入しており、大体1,500~1,800円程度が相場でしょう。
少食の方の一人暮らしであれば、5kgで1か月弱は持つはず。

また味にこだわりのある方は、お気に入りの種類のお米を見つけるまでは2kgを購入し、さまざまな種類のお米を試してみると良いでしょう。

ちなみにお米は精米後(外の殻を削ること)、徐々に風味が損なわれていきます。
そのため購入後1か月以内で食べきれる量を目安に買いましょう

この意味でも、消費量が分からない最初のうちは、2kgを購入しておくと無難ではないかと。

米びつ

米びつとはお米を入れる保存容器のことで、1,000~5,000円ぐらいで購入できます。

米びつは通常買うお米の量に合わせて、サイズを選んで購入してください。

お米用計量カップ

お米の量を計る計量カップです。
米びつに付属していることが多いですが、もし付属していないのであれば、別途購入してください。

虫よけ剤(必須ではありませんが、長期保存には必要です)

お米はあたたかい湿った場所に保存しておくと、虫がわくことがあります。
そのため必須とは言いませんが、米びつにお米専用の虫除け剤を入れておくことを強くおすすめします。

なお、この虫除け剤については、お米に虫がわかないようにするには、防虫剤米唐番がおすすめ!にて詳細に書いているので、興味がある方は併せてご覧ください。

水道水で大丈夫です。
高級なミネラルウォーターを使うとおいしくなる!
というわけではないようですが、水の硬度が関係あるとかないとか…。

しゃもじ

これが無いと、炊いたお米が取り分けられません。
必須です。

炊飯器

実は炊飯器がなくても、ご飯をお鍋で炊くことは可能です。
ですが手間がかかるので、もしお持ちでなければ素直に買いましょう。

機能に応じて価格が1~15万前後とピンキリ。
ですが1万円の製品でも、十分においしいご飯が炊けます。

サイズが悩みどころですが、節約を考えるのであれば、まとめて炊いておきたいところ。
そのため一人暮らしであっても、5合くらいのサイズがおすすめ

ちなみに1合 ≒ 0.18リットル ≒ 150gとなります。
炊きあがりでいうと、茶碗に軽く盛って2杯分くらいです。

冷凍可能な容器(必須ではありませんが、長期保存・節約には必要です。)

ご飯を毎食炊いていたら、手間がかかる上に電気代もかかります。
そのため節約を考えると、数回分をまとめて炊き、冷凍保存しておくのがベストでしょう。

この冷凍保存をするには、冷凍可能な容器が必要になります。
これは4つで350円前後で、スーパーやドラッグストアで販売されています。

冷凍庫(付きの冷蔵庫。必須ではありませんが、長期保存・節約には必要です。)

長期保存のための冷凍保存に必要です。
これは自宅のスペースにもよりますので、ちょっとおすすめ製品をあげるのは難しいですね…。

お好みでどうぞ。

電子レンジ(必須ではありませんが、長期保存・節約には必要です。)

冷凍保存したご飯を解凍して、食べられるように温めるのに必要です。
その他にも非常に多くの用途で使えるので、買っておいて損をすることは絶対にないはず。

お米の炊き方

さて、必要なものの説明が終わったので、次はお米の炊き方について。

尚、以下の説明では、お米を洗わなくてよく、少し楽をできる無洗米を使っている例です。
普通のお米を使用する場合は、お米を炊飯釜に入れる前に、洗う手順が発生します。

ご飯を炊く量を決める

節約を考えると、3合から5合ぐらいをまとめて炊いておくのがおすすめ

はるるは毎回5合炊くことにしています。
これで冷凍用の保存容器に、およそ11回分のご飯が炊けます。(はるるは小食なので、あまり詰め込まずに容器に入れますが、盛り方によっては9食分程度になるかもしれません。)

炊飯器の内釜を取り出し、米を入れる

お米を米びつから、内釜に入れます。

この時、お米用計量カップでしっかりと計って入れます。
一般的な計量カップだとすり切り1杯が1合ですが、お持ちの計量カップに従って計量してください。

この軽量が適当だと、炊きあがりがベチャベチャになってしまったり、反対にご飯がかたく炊きあがってしまうので、しっかりと計量してください。

内釜に水を入れる

内釜に目盛りがふってあるので、入れたお米の量に応じて水を入れます。

この時無洗米と普通のお米では、水の位置が異なるので、無洗米の方に合わせてください。
一般的には無洗米の方が、少しだけ水を多く入れるようになっています。

内釜を炊飯器に戻し、しばらく待つ

そのまましばらく待って、お米に水を吸い込ませてあげるとおいしく炊き上がるそう。
ですがはるるには、味の違いが分かりません。

これもお好みでどうぞ。

ちなみに一般的には夏は30分、冬は1時間程度待つと良いと言われています。

炊飯開始スイッチON

ここまでの手順で炊飯の準備が整ったので、炊飯器の炊飯開始スイッチを押しましょう。

あとはただ待つだけ。
大体30~45分ほどで炊き上がります。

中級モデル以上の炊飯器であれば、タイマー機能が付き、朝7時に炊き上がるように炊飯する、といった設定が可能になります。

炊きあがりを放置しない

さて、お米が炊きあがったらすぐに盛り付けるか、直ちに(温かいままで)冷凍可能な保存容器に移します。

これはなぜかというと、炊飯器は炊きあがったお米が固くならないように、炊飯完了後は保温を開始します。
そしてこの保温機能、実は電力消費量が非常に多いのです。

ご飯を盛る際は、しゃもじを使って、釜全体のお米をひっくり返すようにして、少し混ぜてから盛りましょう。
この時しゃもじは水で濡らしながら使うと、しゃもじにお米がくっつきにくくなります
そのため適宜、しゃもじに水を付けながら行ってください。

余ったお米は冷凍庫へ

冷凍可能な保存容器に移した余ったご飯は、直ちに冷凍庫に投入し、冷凍を開始します。
こうすることで、炊き上がりの旨味や水分を保ったまま冷凍できると言われています。

ただこんなことをすると、冷蔵庫が熱々のご飯を冷やそうと頑張ってしまうために電気代が…。

そこまで味にこだわらないよー!
という方は、ご飯が冷めるのを少し待ってから、冷蔵庫に入れる方法でも大丈夫です。

ちなみにはるるもそうしています。
味の違いが分かりませんから…。

冷凍保存したお米の食べ方

これも非常に簡単。
凍ったご飯を保存容器のまま電子レンジに入れて、チンするだけでOK!。

何秒くらいチンすれば良いのかは電子レンジの出力によるので、一概には言えません。
ただはるるの自宅の750ワットの電子レンジだと、大体2分30秒ほどでいい感じになるので、これを参考にしていただけるとよろしいかと。

なんだ簡単じゃないか!

そうなんです!
自炊は簡単なんです!

もちろん難しいのもありますが、そういうのはおいおいやればいいんです。
何事も基本からやれば、自然に少しずつできるようになります。

節約したいんだ!という方は、まずは簡単なご飯の自炊からぜひ始めてみてください~!

 - 料理, 生活, 節約 ,

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