29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

ファンの音がうるさいPCが嫌な方にはセミファンレス構成がおすすめ!

   

動作音がうるさいPCが嫌い!

はるるは動作音がうるさいPCが嫌いです。

動作中の音がうるさいPCを使っていると、作業中にその動作音が気になって集中できないんですよね…。
PCを使って音楽を聞いているときや、Excel・Wordを使っての文章作成作業中にPCの動作音が聞こえると、それが気になってしまうんです。

特に内部パーツの冷却用ファンが高回転で回っているときの、キーン・ブ~ン・ゴォーという音がダメでして。

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はるるは仕事柄、数十台のラックサーバーが出す強烈な騒音の中で仕事をしているときもあるので、慣れているつもりではあります。
それでも気になっちゃってダメなんです。

ですが昔から『静音PC』、『静音化』なんて言葉があるくらいなので、きっとはるると同じように、PCの動作音を不快に感じる方は少なくないのでしょう。

そこで今回は、ファンの音がうるさいPCが嫌な方に特におすすめのセミファンレス構成のPCについて、ご紹介します!

主に自作PCユーザー向けの内容です!

本エントリー記載の内容は、主に自作PCユーザー向けのPCの内部部品の構成検討や設定についてです。
そのため既に自作PCを使っている、またはこれから自作PCを作る予定の方には、参考になると思います。

ですが現在メーカー製のPCを使っている方の参考には、あまりならないであろう内容です。

メーカー製の製品を含めたPC全般のうるさい動作音の原因と対処法については、別ページで紹介していますので、以下リンク先を参照ください。

PCがうるさい原因と対処法 ファンの音がうるさいパソコンを静音化!

また本エントリー記載の内容は空冷PC・水冷PCのどちらにも使える内容ですが、ファンレスラジエターなど水冷PC向けの内容については言及していません。
そのため、やや空冷PCよりの内容であること、あらかじめご了承ください。

PCの動作音の大部分はファンによるものです!

PCの動作音(騒音)の大部分はファンによるものであり、高速回転させるとより大きな音となる
というのは、以前に書いたとおりです。

PCが発生させる騒音の多くを占めるのは、実は冷却用のファンが発生させる風切音です。
そしてファンを高速回転させると、低回転時に比べてより大きな音が発生します。

(PCがうるさい原因と対処法 ファンの音がうるさいパソコンを静音化!より引用)

そしてPCを静音化したい場合、大きめのファンに交換し、低回転で動作させると良い、とも。

この改善により多くのPCでは静音性能が向上し、動作音が大幅に静かになるはず。
ですが低回転とはいえファンが回っていることには変わりありません。

そのため静かな部屋・環境でPCを動作させていると、ファンの音が気になる方もいるでしょう。

そういった方向けに企画・開発、そして販売されているのが、ファンレスのパーツ類です。

ファンの音が気になるなら、ファンレスパーツがおすすめ!

ファンレス(fanless)とは、ファンがない・ファン非搭載という意味です。

ファンの回転時に発生する動作音を発生させないためには、ファンを搭載しなければ良いじゃん!
という発想ですね。

とてもシンプルな考え方ですが、これは効果抜群です。

そしてファンレスのパーツを集めて作ったPCのことをファンレスPC、その構成のことをファンレス構成と呼びます。

ファンレス構成のPCでは、ファンの回転音が一切発生しないため、PCの動作中の音はかぎりなくゼロに近く、無音に近いものとなります

ただPC内部にはファンの他にも光学ドライブやHDDなど、動作音を発生させるパーツがあるので、完全な無音とまではいきません。
また電源やマザーボード、グラフィックボードなどのパーツの内部部品に使われているチョークコイルが独特のキィーンという音を出すことも。

とは言ったものの、それらのパーツが出す動作音はファンに比べればはるかに小さいもの。
そのためほぼ無音と言って良いでしょう。

こういった理由により、PCの動作音が気になる方におすすめできるのが、ファンレスパーツを使ったファンレス構成のPCなのです!

ファンレスパーツの例

参考までにファンレスのパーツをいくつかご紹介しましょう。(※あくまでも例であり、パーツ同士の適合確認などは一切していません。あらかじめご了承ください。)

CPUクーラー

ZALMAN FX70 ※オプションでファンの追加可能

Silver Stone SST-HE02 ※オプションでファンの追加可能

Thermalright Le Grand Macho ※オプションでファンの追加可能

グラフィックボード

ASUS GT710-SL-2GD5-BRK

Palit GeForce GTX1050 Ti 4GB KalmX

電源

SilverStone SST-NJ520

玄人志向 KRPW-AC120W

KRPW-AC120WはACアダプターを使った電源ユニットで、出力可能な電力がかなり低いため用途がかぎられます。
ですが静音化する上では、ACアダプターを使った電源ユニットを使うのも、一つの有効な選択肢となるためご紹介しています。

その他のパーツについて

ここまでご紹介してきたCPUクーラー、グラフィックボード、電源ユニット以外でファンを搭載することが多いのは、PCケースくらいでしょう。(空冷PCの場合)

PCケースについてはファンレスにしたいのであれば、付属のファンを外せばOKです。
ただファンを外しただけでは、その開口部から他のパーツの動作音が聞こえてきてしまいます。

そのため以下のような製品で開口部にフタをしておけば、より静音性能が上がります。

120mmファンの通風口を塞ぐパーツの例

140mmファンの通風口を塞ぐパーツの例

最初からファンレス構成を目指すのであれば、開口部が少ないPCケースを選ぶのも一つの手です。

またHDDは内部に可動部品を持っている都合上、どうしても動作音が発生してしまいます。
この動作音が気になる場合には、HDDの使用を止めてSSDの使用を検討してください。

最近はSSDでも十分に大きな記憶容量を持った製品が販売されています。(1TBを超える記憶容量を持つ製品は、まだまだ高いですが…。)

SATA SSD製品の例:

M.2 SSD製品の例:

電源やマザーボード、グラフィックボードなどに搭載されているチョークコイルについては、おすすめはしていませんが、ホットボンド(グルーガン)による対処方法があります。

参考:チョークコイルをホットボンドで固定する

ファンレス構成には弱点があります!

さて、ここまでご紹介してきたファンレスパーツを使ったファンレス構成のPCは、ファンを搭載していません。
だから動作中でも、とっても静かなPCなのです!

ただこのファンレス構成のPCには、一点だけ弱点があります。

それはハイスペック構成を目指すのが難しいこと。

PCに使われているCPUやGPU、電源製品などは、ハイスペックになればなるほど、よりたくさんの熱を発する傾向にあります
そのためファンを使った送風による強制冷却機構がないファンレス構成のPCでは、排熱の問題により、ハイスペック構成を目指すのが難しいのです。

そうは言っても、ハイスペックかつ静かなPCを実現したいですよね!

そんな方にはるるがおすすめしたいのが、セミファンレス構成です!

静音性とハイスペックの両立を目指すなら、セミファンレス構成がおすすめ!

一般的なPCでは、常に各ファンを動かし続ける動作を行っており、ファンの動作音が発生しています。(厳密にはPWMなどの機能により、CPU負荷に応じて回転数の上下動あり。)
そして先にご紹介したファンレス構成では、ファン非搭載のパーツを使うなどファンの回転音が一切発生しないような構成となっています。

これらのいいとこどりをしたような構成と言えるのが、セミファンレス構成です。

セミファンレス構成とは、通常時はファンを完全停止※させ、負荷時のみ負荷に応じてファンを回転動作させることでPC内部のパーツを冷却する構成で、準ファンレス構成とも呼ばれています。

セミファンレス構成では、普段はファンを回転させずに静かにPCを使うことができます
そして負荷のかかる時のみファンを回転させることにより動作音が発生するものの、負荷の重い作業もこなすことができるハイスペックPCを実現できるのが特長です。

※一部のファンを完全停止させず、極低速で回転させている構成でも、セミファンレス構成と呼ばれることがあります。
特にCPUクーラーについては完全停止させずに極低速で回転させている構成も、セミファンレス構成と呼ばれていることが多いです。

そのため本エントリーでも、CPUクーラーを完全停止させずに極低速で回転させている構成についても、セミファンレス構成と表現しています。

PCは負荷がかかっている時間の方が少ないことが多い!

一般的な使用の範囲内であれば、PCでの作業中、常に負荷のかかる作業を行う方はそう多くはありません。
むしろほとんどの時間では、PCの各パーツは暇を持て余していることでしょう。

そのためこのセミファンレス構成による静音化は、かなりの効果を発揮することが多いのです。

たとえばはるるの自宅のリビングで使っているゲーム用のPCも、現在はセミファンレス構成で運用しています。

このPCは多くのゲームを4K解像度・ウルトラに近い設定で楽しめるハイスペックよりの構成です。(GTX1080の2WAY-SLI構成など)

そして重量級のゲームをプレイしているときは、GPU使用率が2つとも100%近くで張り付きますし、CPU使用率も50~80%程度まで上がります。
ですがブラウザーでネットを見ているときや、Excel・Wordでの作業中は、CPU・GPUともに使用率はほぼ0%で推移します。

したがってゲーム中はファンの回転音を発します※が、それ以外の負荷がかからない状態ではファンが停止してかなり動作音が小さい状態となります。(CPUクーラーのみ極低速で回転。)

こういったセミファンレス構成の特性から、静音性とハイスペックの両立を目指す場合にはセミファンレス構成がおすすめだと、はるるは考えています。

もちろん負荷がかかっている状態でも静かなのがベストです。

しかしはるるのPCもそうですが、特にオーバークロックを行っている場合など、ハイスペックを目指すとどうしても冷却のためにファンを回さざるを得ないのが現状です。
そのためセミファンレス構成は、静音性とハイスペックの両立を目指す上での良い妥協点だと思っています。

※ゲーム中はBGMや爆発音などのゲームサウンドにより、PCの動作音はあまり気にならないことが多いです。

セミファンレス構成のPCの実現方法

セミファンレス構成のPCは、ファンによる強制冷却を行うパーツについて、通常時はファンが停止。
負荷がかかったときのみファンが作動するような仕組みを持ったパーツを使ってPCを構成します。

グラフィックボード

グラフィックボードについてはたとえばMSIさんやASUSさんなどが、一定の温度以上になるまではファンを完全停止させているセミファンレス仕様のグラボを販売しています。

たとえばMSIさんであれば、以下製品などに搭載されているZero Frozrという機能により、負荷が小さい(0~60℃)ときにファンを完全停止します。

またASUSさんであれば、ゼロノイズ機能を搭載した以下製品がセミファンレス仕様です。(以下製品は54℃以下でファンが完全停止します。)

電源

グラボ同様に低負荷時にファンを停止する機能を持った電源も販売されています。

このSSR-650TDという電源では、Premium Hybrid Fan Controlという機能により、システム負荷が45%以下になるとファンの回転が停止します。

搭載する冷却ファンは135mmの流体動圧軸受(FDB)タイプ。
システム負荷45%時で回転が停止する「Premium Hybrid Fan Control」をサポートする。

(ASCII.jp – Seasonic初の TITANIUM認証電源「PRIME」シリーズの販売が始まるより引用)

CPUクーラー

CPUクーラーではたとえば以下製品がセミファンレス仕様です。

ドイツ製の高性能ファンコントローラを搭載し、CPU負荷の低い状態ではファンレス駆動に対応するのが最大の特徴だ。

(エルミタージュ秋葉原 – セミファンレス駆動に対応するサイドフローCPUクーラー、Arctic「Freezer i32」シリーズより引用)

CPUクーラーはファンありの製品と、ファンレス仕様の製品は多数販売されています。
ところがセミファンレス仕様のCPUクーラー製品はあまり販売されていません。

CPUクーラーに搭載しているCPUファンは、マザーボードの設定・制御により、負荷に応じてファンの回転数を上下させるのが一般的。
そのため、CPUクーラー製品(に付属するCPUファン)にセミファンレス動作をするような機能を持たせる必要がない、と判断されているからじゃないかと思われます。

そしてCPUは高温になるとフリーズやBSoD(ブルースクリーン)により、作業内容が突然消失してしまう危険性があります。
こういったリスクを減らすために、個人的にはセミファンレスPC構成であっても、大きめのCPUクーラーとCPUファンを搭載して、常時ファンを回転させておいた方が良いと考えています。

特にハイスペックPCであれば、なおさらです。

たとえば以下CPUクーラーは空冷でもかなり冷え、高負荷時でも比較的静かです。

はるるが現在ゲーム用PCに使っているのは、メモリーへの干渉を防ぐために上記製品の前側ファンが薄型仕様になっているCRYORIG R1 UNIVERSALというCPUクーラーです。

マザーボード

セミファンレス構成を実現する上では、マザーボード選びも重要です。
と言いますのも、PCケースに搭載するケースファンのセミファンレス動作には、マザーボードに搭載されたファンコン(ファンコントローラー)機能を使用するのが簡単だからです。

これはASUSさんであれば『Allow Fan Stop』、GIGABYTEさんであれば『Auto-Fan Stop』という、マザーボード製品に搭載されている低負荷時のファン停止設定を利用します。

たとえばASUSさんのマザーボードであれば、UEFI BIOS上の各ケースファンの設定画面で『Allow Fan Stop』を『Enabled』に設定することで、低負荷時にファンが停止するようになります。

またASUSさんのマザーボードでは、ファンの『Profile』を『Manual』に設定することで、3段階のファンの回転数・閾値となる温度を設定することが可能です。
静音化を目指す場合は、この機能を使って負荷(温度)が低いときは各ファンをなるべく低回転で動かすような設定にすると良いでしょう。

その他のパーツについて

ここまでにご紹介したパーツ以外については、静音性が高いとされているパーツを選択いただければOKです。

先にご紹介したとおりHDDでなくSSD製品を使う。
またケースファンには高性能の大型ファンを使い、負荷時でもなるべく低回転で動作させる、といったところでしょうか。

以上を参考にしていただければ、ハイスペックなPCが普段は静か。
でも負荷時はしっかりと冷却して安定動作するという、静音性とハイスペックを両立できるセミファンレスPCの構成をイメージできると思います。

セミファンレスPCに興味が出てきた方は、ぜひ構築・導入を検討してみてくださーい!

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