29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

ガソリン車とハイブリッド車どっちがお得なの?何km走れば元を取れるの?

   

ハイブリッドカー(ハイブリッド車)を町中でよく見かけるようになった!

町中を歩いているとトヨタさんのプリウスなど、ハイブリッドカー(ハイブリッド車)を見かけることがかなり増えました。

従来はガソリン車のラインナップしかなかった車種についても、近年ハイブリッドカーのグレードが追加されてきており、その人気の高さがうかがえます。

ハイブリッドカーは燃費が良い、モーターによる運転時はとても静かであるなど、ガソリン車に比べて優れている点がいくつかあります。
こういった点が人気の理由でしょう。

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そして私もハイブリッド車が欲しい!と思ったときに悩んでしまうのが、ハイブリッド車の価格の高さでしょう。

ハイブリッド車はガソリン車よりも価格が高い!

ハイブリッド車はガソリン車に比べ、モーター駆動用のモーターや大容量のバッテリー。
これらを制御する部品類やエンジン駆動との切り替えの仕組みなどのため、より多くの部品が必要です。

これがそのまま新車価格に影響し、ハイブリッド車はガソリン車よりも価格が高く設定されています

車種やメーカーによって価格差に幅がありますが、概ねハイブリッド車はガソリン車に比べて30~50万円前後高いのが一般的です。

ただ新車価格が高いとしても、ハイブリッド車はガソリン車よりもかなり低燃費(燃費が良い)。
そのため購入後にたくさんの距離をその車で走るのであれば、ハイブリッド車の方がお得である!
というのは、感覚的に多くの方が分かっていることでしょう。

これについてはネット上でも、購入後長距離を乗るのであればハイブリッド車の方がお得!
なんて情報がたくさん見つかります。

ところが実際のところ、どれくらいの距離を走ればガソリン車よりもハイブリッド車の方がお得になるの?
ハイブリッド車を買った場合、どれくらいの距離を走れば元を取れるの?
といった情報についてはあまり見つからないため、気になっている方もいらっしゃると思います。

この『どれくらいの距離を走ればガソリン車よりもハイブリッド車の方がお得になるの?』という疑問について、実は計算で求めることが可能です。

今回はこの計算方法をご紹介しましょう!

どれくらいの距離を走ればガソリン車よりもハイブリッド車の方がお得になるのか計算する方法

どれくらいの距離を走ればガソリン車よりもハイブリッド車の方がお得になるのかを計算するためには、以下の数値が必要となります。(カッコ内記載の単位で用意する。)

  • ハイブリッド車の車体価格(\)
  • ハイブリッド車の燃費(km/ℓ)
  • ガソリン車の車体価格(\)
  • ガソリン車の燃費(km/ℓ)
  • ガソリンの1ℓあたりの価格(\)

これらの数値を以下計算式に当てはめれば、ハイブリッド車とガソリン車のどちらがお得になるかどうかが切り替わる総走行距離X(km)を求められます。

X = 2車の燃費の積 ✕ 2車の車体価格の差 ÷ (2車の燃費の差 ✕ ガソリン価格)

それぞれの値を当てはめると、こんな感じになります。

X = (ハイブリッド車の燃費 ✕ ガソリン車の燃費) ✕ (ハイブリッド車の車体価格 - ガソリン車の車体価格) ÷ ((ハイブリッド車の燃費 - ガソリン車の燃費) ✕ ガソリンの1ℓあたりの価格)

こうして求められた値Xが仮に80000であった場合、その2車の関係は以下のとおりです。※

総走行距離 < 80000である場合、ガソリン車の方がお得な状態である。
総走行距離 = 80000である場合、ガソリン車とハイブリッド車のどちらでも同じお得度である。
80000 < 総走行距離である場合、ハイブリッド車の方がお得な状態である。

※ハイブリッド車の方が車体価格が高く、低燃費である(燃費が良い)前提の場合

値Xが負数(マイナス)となることがあります

車体価格が安い車両の方がより低燃費である(燃費が良い)ケースでは、値Xが負数(マイナス)となります。

この場合には総走行距離の大小に関わらず、長距離を走れば走る(総走行距離が増える)ほどに、低価格・低燃費(燃費が良い)の車を買った場合のお得度が増していきます。(総走行距離の大小に関わらず、お得度が逆転することがない。)

言い換えれば高価格・高燃費(燃費が悪い)の車を買った場合は、総走行距離が少ないときからお得ではなく、しかも走れば走るほどに経済的な損失が大きくなる、ということです。

購入時の価格が安く燃費が良いのですから、これは当然ですよね。

計算に使用するガソリン価格について

ガソリン価格は頻繁に上下するものですが、先の計算方法では固定値を使用しています。

将来のガソリン価格は誰にも分かりません。
そのため将来にわたって平均するとこれくらいの価格だろう、と考えられる値を計算に使用してください。

現在販売されている車両を使った実際の計算例

先にご紹介した計算方法について、現在実際に販売されている車を例に、お得になるかどうかが切り替わる総走行距離X(km)を実際に求めてみましょう。

尚、ガソリンの1ℓあたりの価格には130円を使用します。

トヨタ オーリス(AURIS)の例

トヨタさんのオーリス(AURIS)という車種では、ハイブリッド車とガソリン車の両方が販売されています。

ハイブリッド車は1.8Lのエンジン+モーターのハイブリッドであるHYBRIDグレード。
ガソリン車にはHYBRIDグレードと同じ1.8Lのエンジンを搭載している180Sグレードがあり、これらが比較検討対象となることが多いでしょう。

これらの本エントリー記載時点での車体価格・燃費はそれぞれ以下のとおり。

  • HYBRIDグレードの車体価格:2,620,473円(税込み)
  • HYBRIDグレードの燃費:30.4km/ℓ(JC08モード)
  • 180Sグレードの車体価格:2,376,000円(税込み)
  • 180Sグレードの燃費:16.2km/ℓ(JC08モード)

これをさっそく先の計算式に当てはめてみると、お得になるかどうかが切り替わる総走行距離は65221kmだと分かります。

(30.4 ✕ 16.2) ✕ (2620473 - 2376000) ÷ ((30.4 - 16.2) ✕ 130) = 65221.1…

したがって車を購入してから走行距離が65221km未満であるうちは、180Sグレードを購入した方がお得。
65221kmになればどちらを買ってもお得度は同じ。
65221kmを超えて走れば走るほどにHYBRIDグレードを購入する方がお得、ということになります。

トヨタ シエンタ(SIENTA)の例

トヨタさんのシエンタ(SIENTA)でも、先のオーリス(AURIS)と同様にハイブリッド車とガソリン車の両方が販売されています。

前者の例はHYBRID Gグレード、後者はGグレード(2WD)。
両者とも1.5Lのエンジンを搭載しており、本エントリー記載時点でのそれぞれの車体価格・燃費は以下のとおりです。

  • HYBRID Gグレードの車体価格:2,329,855円(税込み)
  • HYBRID Gグレードの燃費:27.2km/ℓ(JC08モード)
  • Gグレード(2WD)の車体価格:1,980,327円(税込み)
  • Gグレード(2WD)の燃費:20.2km/ℓ(JC08モード)

こちらも実際に計算してみると、211038kmがお得になるかどうかが切り替わる総走行距離となります。

(27.2 ✕ 20.2) ✕ (2329855 - 1980327) ÷ ((27.2 - 20.2) ✕ 130) = 211038.1…

車種によって、お得になるかどうかが切り替わる総走行距離がかなり異なります!

先に実際に計算した結果によると、お得になるかどうかが切り替わる総走行距離はトヨタさんのオーリス(AURIS)であれば65221km。
シエンタ(SIENTA)の場合では211038kmと、車種によってかなり異なることが分かります。

これはそれぞれの車種のハイブリッド車とガソリン車の車体価格の差や、燃費の差などに依存して決まります。

両者の車体価格の差が小さく燃費の差が大きければ大きいほど、お得になるかどうかが切り替わる総走行距離は小さくなります。

そして当該車両に乗っている間に、この総走行距離を走行できなかった※場合には、ガソリン車の方がお得ということになるのです。

※交通事故を起こす・巻き込まれるなどにより、車両が上記走行距離を走りきる前に全損となった、新しい車が欲しくなり買い替えたなど。

オーリスの65221kmであれば、それなりの数のドライバーの方が車を乗り換える前に走行できる距離でしょう。
ところがシエンタの211038kmとなると、商用車として毎日使うような使い方をしなければ、なかなか到達できない距離なんじゃないでしょうか。

いずれにせよお得かどうかだけで、ハイブリッド車とガソリン車のどちらを買おうか迷っているのであれば、先にご紹介した計算方法を使って実際に計算してみれば一目瞭然です。

より正確な計算をしたい場合には、その他の要素も考慮して計算を!

先ほどのオーリスとシエンタの計算では、両者ともトヨタさんのwebサイトに記載されていた税込みの車体価格を使っています。

ですが実際に車両を購入する際は、これにカーナビやフロアマットといったオプション装備を搭載するなどの価格上昇要因。
エコカー減税やディーラーによる値引きなどの価格下降要因があり、これらすべてを加味した乗り出し価格は、webサイトに記載されていた税込みの車体価格とは大きく異なります。

したがってお得になるかどうかが切り替わる総走行距離の計算には、車体価格ではなく乗り出し価格を使った方が良い※でしょう。
またこの他にも価格変動要因が考えられる場合には、それらすべてを盛り込んだ価格を先の計算式の車体価格のところに代入してください。

※オプションの選択は人によって異なるので、先の計算例ではメーカーさんのwebサイト記載の車体価格を使っています。

可能なかぎり実燃費を使って計算を!

以前燃費について、こんなことを書きました。

燃費はJC08モードが規定した条件下での燃費であり、実際に公道で自動車を使用した際の燃費とは大きなズレがあることが知られています。
そのため実際に公道で自動車を使用した際の燃費を実燃費と表現し、カタログ燃費と区別しているのです。

(車の燃費を知りたいなら満タン法での記録・計算がおすすめ!より引用)

先の計算に使った燃費はJC08モードが規定した条件下での燃費であり、いわゆるカタログ燃費と呼ばれているもの。
したがって実際の燃費(実燃費)を使った計算結果とは、大きなズレが起きます。

こういった事情から可能であれば、計算に使用する燃費にはカタログ燃費ではなく、実燃費を当てはめて計算を行うようにしてください。

車の実燃費はネット上で公開されていることが多いので、その数値の利用をおすすめします。

また以前『実燃費=カタログ燃費 ✕ 0.7』という意見が多いですよ、とも書きました。

ネット上では、『実燃費はカタログ燃費の7がけ』=『実燃費=カタログ燃費 ✕ 0.7』という意見が多いようです。
そしてはるるの過去の計測結果を見ても、それと似たような数字となっていることから、正確ではないにせよ、それなりに近い数字となるように思います。

(車の燃費を知りたいなら満タン法での記録・計算がおすすめ!より引用)

そのためもしネット上で実燃費に関する情報を見つけられなかった場合には、カタログ燃費 ✕ 0.7の値を計算に使用すると良いでしょう。

先ほどカタログ燃費を使って計算したシエンタでは、お得になるかどうかが切り替わる総走行距離は211038kmでしたね。
参考までに、この計算で使用している燃費にカタログ燃費 ✕ 0.7の値を適用して再計算すると、147727kmまで小さくなります。

((27.2 ✕ 0.7) ✕ (20.2 ✕ 0.7)) ✕ (2329855 - 1980327) ÷ (((27.2 ✕ 0.7) - (20.2 ✕ 0.7)) ✕ 130) = 147726.7…

ハイブリッド車・ガソリン車の組み合わせ以外の比較にも使用可能です!

どちらがお得になるかどうかが切り替わる総走行距離の計算は、何もハイブリッド車・ガソリン車の組み合わせにかぎらず使用可能です。
これはたとえばガソリン車同士やハイブリッド車同士、新車と中古車など。

試しに先ほど計算に使用したシエンタのHYBRID Gグレードの新車と、はるるが現在乗っているダイハツ コペン ローブ S(5MT)の新車を例に計算してみましょう。

参考:ダイハツ 新型コペン ローブ S (LA400K) 購入レビュー

  • シエンタ HYBRID Gグレードの車体価格:2,329,855円(税込み)
  • シエンタ HYBRID Gグレードの燃費:27.2km/ℓ(JC08モード)
  • コペン ローブ S(5MT)の車体価格:2,073,600円(税込み)
  • コペン ローブ S(5MT)の燃費:22.2km/ℓ(JC08モード)
  • ガソリン1ℓあたりの価格には130円を使用します。

この前提では、166640kmがお得になるかどうかが切り替わる総走行距離。
したがって166640kmを超えて走り続けるほどに、シエンタ HYBRID Gグレードの方がお得になります。

((27.2 ✕ 0.7) ✕ (22.2 ✕ 0.7)) ✕ (2329855 - 2073600) ÷ (((27.2 ✕ 0.7) - (22.2 ✕ 0.7)) ✕ 130) = 166639.9…

どちらがお得かどうかは総合的な判断を!

今回ご紹介した計算方法では、ハイブリッド車・ガソリン車の組み合わせにかぎらず、複数の車両の車体価格・燃費・ガソリン価格を使うことで、お得になるかどうかが切り替わる走行距離を計算可能です。(組み合わせによっては切り替わらないこともあり。)

ただ同一車種かつ同一排気量のエンジンを搭載しているハイブリッド車とガソリン車であっても、価格以外に各種装備が異なることがあります。
また異なる車両同士の比較では各種装備が違うのはもちろんのこと、エンジン排気量の違いによる税金額の差や、任意保険の保険料にも違いがあるでしょう。

さらにハイブリッド車の方が環境に良いなど、金額に換算しづらいメリットも。

そのため車両の購入にあたっては、価格と装備のバランス、長期的な維持費も含め、総合的に検討・判断くださーい!

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 - 乗り物, 生活, 節約,

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