29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

エアコンやヒーターで部屋を暖めても寒いときは、換気口を閉じてみて!

      2018/04/26

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部屋が寒い!暖まりにくい!

本格的な冬になり、毎日寒い日が続いていますね。
そのためエアコンや電気ファンヒーターを使って、部屋の中を暖めている方がほとんどでしょう。

ところがなかなか部屋が暖まらずに困っている…。
なんて方もいらっしゃるかもしれません。

特に比較的最近作られた、築年数の浅い物件に住み始めた方から、この話を聞くことが多いです。

そこで今回は、エアコンや電気ファンヒーターのスイッチを入れてから、なかなか部屋の温度が上がらない!
と困っている方向けに、換気口を閉じてみてください!という話をしようかと。

最近の物件には、法律で決められた換気口が設置されています!

比較的新しい物件の多くは以前に作られたものに比べ、気密性や断熱性能が上がっています。
だから部屋の中は暖かく、一度暖められた空気は屋外に逃げにくい構造となっているのです。

ところがこれが災いし、家を作るときに使われた壁紙の接着剤など、人体に有害な成分も、室内に長期間とどまるようになってしまいました。

これにより人体に悪い影響を与えることが分かり、2003年7月以降に作られた物件には、24時間換気システムを必ず設置しなければいけないことになっています。

そのため部屋の各所に以下のような吸気口や排気口が設けられ、24時間365日の間、常に屋内と屋外の空気を入れ替える換気が行われています。

24時間換気の吸気口の例:

カバーを外した24時間換気の給気口

24時間換気の浴室排気口の例:

バスルームの24時間換気の内部カバー

この24時間換気システムには、屋内の有害物質を排出したり、呼吸などにより発生する酸素濃度の低下に一定の効果が見込めます。

ただし屋内外の空気を入れ替えて換気するわけですから、当然屋外の寒い空気を取り入れ、屋内の暖められた空気を屋外に排出しているわけで。
部屋の温度が下がりますし、24時間換気の吸気口の周辺は冷たい外気により、温度がかなり下がります

これが、エアコンや電気ファンヒーターのスイッチをONにしても、なかなか温度が上がらない。
また部屋の一部分だけ寒いという現象が起こる原因の一つです。

そしてこれらの問題を改善するのは、とっても簡単。

部屋を暖めても寒いときは、24時間換気の換気口を閉じてみて!

エアコンや電気ファンヒーターのスイッチをONにしても、なかなか温度が上がらないのは、部屋の壁面に設けられた24時間換気の吸気口から、絶えず新鮮な冷たい空気を吸い込んで、排気口から暖められた空気が屋外に排出されているからです。

そのため部屋の吸気口を閉じてしまえば、屋外から冷たい空気を吸い込めなくなるため、部屋の温度が下がりにくくなります。

カバーを外した24時間換気の給気口を閉じた様子

ただこれだけでは、24時間換気の強制排気口※が室内にある場合、別の場所から空気が吸い込まれるようになるだけで、大きな改善が見込めないことがあります。

※排気用のファンがついている排気口のことを、強制排気口と呼びます。換気扇も一種の強制排気口です。

たとえば最近の住居では、部屋のドアを閉めていても換気ができるように、ドアの下部に5mm程度の隙間があります。
室内の吸気口を閉じると、この隙間から廊下の冷たい空気を吸い込む量が増えて、換気を継続しようとします。

室内に強制排気口があり、室内の空気をファンで吸い込んで屋外に排出しようとしているわけですから、室内の吸気口が閉じられてそこから空気を吸えない場合、別の場所から空気を吸うようになるのは当然のこと。

そこで室内の強制排気口のファンを止めるなどして、強制排気を停止すれば、廊下などからの冷たい空気の吸入が弱まり、部屋の温度が下がりにくくなるのはもちろんのこと、暖まりやすくなるのです!

ただしこれらの方法には、2つの重要な注意点があります。

定期的な換気を実行する!

先にも書いたとおり、新しい物件の多くは以前に作られたものに比べ、気密性や断熱性能が上がっています。
そのため24時間換気を絶えず動作させておくか、窓を開けるなどして意識的に換気を行わなければ、十分な換気ができないことがあるのです。

人間が呼吸をすることで、空気中の酸素の量が減り、二酸化炭素の量が増えていきます。
そのため気密性が高い家では、換気を積極的に行って屋内外の空気を入れ替えてあげなければ、二酸化炭素の量が増える一方。

そして酸素の量が減り、二酸化炭素の量が増えると、健康上の問題が起こります。

そのため吸排気口を閉じるなどして一時的に換気を停止する場合、定期的に窓を開けたり換気扇をつけるなどして、換気を実行するようにしてください。

暖房器具の説明書に記載されている換気の注意事項を守る!

暖房器具の中には、ガスファンヒーターや石油ファンヒーターのように、機材の中で燃焼を起こして暖房するものもあります。
こういった暖房器具を使用する場合は、換気をより積極的に行う必要があり、製品の説明書に換気に関する注意事項が書いてあるはずです。

たとえばガスファンヒーターを製造しているリンナイさんのwebサイトでも、必ず1時間に1~2回(1~2分)程度換気するように書いてあります。

■必ず換気する。使用中は1時間に1~2回(1~2分)程度換気扇を回すか、窓を開けるなどして換気する
換気をしないと、一酸化炭素中毒を起こし、死亡事故にいたるおそれがあります。
換気は2ヶ所以上の(風の出入りのある)開口部を設けると効率良くできます。
換気扇を使用する場合でも換気扇から離れた位置の窓を開けないと十分な換気ができない場合があります。

■イオン運転と燃焼器具をいっしょに使う場合も換気する
イオン運転は排気ガスの浄化はできません。

■換気できない場所では使用しない
窓が凍結する場所や地下室など、換気ができない場所では使用しない。
一酸化炭素中毒を起こし、死亡事故にいたるおそれがあります。

(リンナイ株式会社 – 換気についてより引用)

換気をしないと一酸化炭素中毒を起こし、死亡事故が起きてしまうこともあるそうなので、製品付属の説明書を読み、換気に関する注意事項を必ず守るようにしてください。

着る毛布はとても暖かいのでおすすめです!

部屋の温度が上がりにくくて困っている方には、着る毛布もおすすめです。
はるるも愛用しているんですが、本当に暖かいですよ!

参考:冬の必需品!着る毛布は暖かくて気持ち良いのでおすすめ!

着る毛布を着てこたつに入っていれば、暖房を16℃設定にしても十分に暖かく、快適に過ごせます。
暖房の温度を20~24℃に設定にされている方も、着る毛布を着ればもう少し低い設定温度でも暖かく感じるはず。

暖房の設定温度を下げると、節電・節約効果が見込めるので、部屋着の上に着る暖かい衣類を探している方は、ぜひ試してくださーい!

 - 健康, 生活

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