29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

食材を電子レンジのターンテーブル外側に置いた方が良い理由

      2018/04/21

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購入した冷凍食品の裏面に書かれている調理方法を、確認している時のこと。

ふむふむ、お弁当に入れる時は自然解凍でOKなのか、これは楽チン!
なんて思っていると、ふと気になる注意書きを発見。

ターンテーブルのまん中にはおかない

こちらがその注意書き。

『ターンテーブルのまん中にはおかない。』という注意書き

ほ~、電子レンジでチンする時は、図のとおりにターンテーブルの端っこに置かないといけないのか、なるほど!

…えっ?

これって逆説的に考えると、ターンテーブルの端っこに置くのと、中央に置くのでは違いがある、ということだよね…?

はるるはこれまで何も考えずに、食材をターンテーブルの中央に置いてチンしていました。
ですがそれでもしっかりと食材は温まっていたわけで、置く場所については何ら疑問を抱いていませんでした。

はるるの家の電子レンジが超高性能だから、どこに置いていても大丈夫なのか…。

いやいや、そんなことは無いはず。

こういった高性能な電子レンジなら話は分かります。
ですがはるるが使っているのは、7年ほど前にセールで購入した1万円弱の電子レンジ。

これは気になる…。

というわけで、さっそく電子レンジのターンテーブルの端に置く場合と、中央に置く場合とで、違いがあるのかどうかを調べてみました!

ポイントはホットスポット!

この問題を考える時に重要となるのが、後述するホットポイントなるもの。

電子レンジには機種ごとの加熱特性がある

電子レンジの加熱の原理については、こちら(電子レンジで使える容器?それとも使えない容器?楽しい節約生活)を参照していただくとして。

ターンテーブルがある電子レンジの多くの機種では、加熱に使用する電磁波の発生元は、庫内上部にあります。
そして電磁波の発生元から照射された電磁波は、直接食品にあたるか、電子レンジ庫内の金属製の壁面を反射して、間接的に食品に当たります。

電子レンジのこういった動作特性上、壁面に近い食材には、壁面で反射した電磁波が当たりやすく、温まりやすい傾向があります。

このような電子レンジ庫内の食材が温まりやすい場所をホットスポットといい、その位置は電子レンジの機種によって異なります。

これは電子レンジの機種ごとの固有のクセ(加熱特性)とも言えます。

多くの機種でホットスポットは庫内中央にはない!

ホットスポットは庫内の外側(壁面の近く)にある機種が多い、ということは既に書いたとおり。

では庫内の中央付近はどうかというと、これはその逆。
だから電磁波が食材に当たりにくく、食材が温まりにくい場所である機種が多い、というわけ。

つまり、食材をターンテーブルの中央に置いた場合、外側に置いた場合に比べて、温まりにくいということ。

加熱ムラを防ぐためにも、外側に食材を置いた方が良い!

ターンテーブルの中央に食材を置くと、加熱中の食材の位置の移動量が少ないため、食材の同じところに電磁波が当たり続けることがあります。
それとは逆に、全く電磁波が当たらない部位が発生することも。

これが電子レンジによる加熱ムラ(加熱した食材の中に、冷たいところと温かいところができてしまうこと)の原因。

たしかにはるるの家の電子レンジは加熱ムラが多く、加熱途中で一時停止して、食材を上下逆さまにしたり、中身をかき混ぜたりして対処することもありました。

この加熱ムラについては、はるるの家の電子レンジが安いレンジで、性能が低いから仕方がないものなのだ、と思っていたわけ。
ですが本当は、食材を置く位置が間違っていたからなんですね!

そして実際に、ターンテーブルの外側に食材を置くようにしてからは、加熱ムラが頻発していた冷凍ご飯でも、加熱ムラがほとんど起こらなくなりました

まさか冷凍食品の注意書きをきっかけに、電子レンジの正しい使い方を知ることになるとは…。

加熱効率と加熱ムラを考えると、外側に食材を置くべき!

以上のことから、食材をターンテーブルの外側に置くと、食材が温まりやすく(加熱効率がよく)、加熱ムラが少なくなる!
ということのようです。

ターンテーブルの外側に置けない平皿はどうするの?

食材をターンテーブルの外側に置いた方が良い!
というのは分かりました。

ですがそれは小さい容器だからできること。
では、ターンテーブルとあまり変わらない大きさの平皿は、どう置けばいいの?

当然、こう思いますよね。

この場合は物理的な制約で、ターンテーブルの中央にお皿を置くしかありません。
そのためお皿の上の食材の位置で、加熱具合を調整します。

既に書いたように、ターンテーブルがあるタイプの電子レンジは、ホットスポットがターンテーブル外側に多くあります。

そのためお皿の上の食材の中で、火が通りにくいものを外側、火が通りやすいものを内側にすることで、加熱具合を調整します。

もう一つの方法としては小皿に小分けにして、数回に分けて加熱するという方法も。
ただこれは面倒な上に、洗い物も増えますから、あまりおすすめはできません。

庫内の汚れを放置すると、加熱効率が下がる!

電子レンジは使用しているうちに、庫内の壁面に食材が付着して汚れます。
そして庫内の汚れを掃除せずに放置し、汚れが蓄積すると、電子レンジの加熱効率が下がります。

これはなぜか。

壁面に当たった電磁波は、本来であれば反射され、食材に向かうはず。
しかし壁面に汚れが付着していると、その汚れを温めるのに電磁波が使用されてしまいます。

そのため食材を温める効率が下がります

またそれだけでなく、ひどい汚れの蓄積があると、そこから発火する危険性もあります。

こういった事態を防ぐためにも、電子レンジの庫内は、定期的に掃除しておくのがおすすめ。(電子レンジの掃除については、電子レンジの掃除は重曹水をチンで、簡単キレイ!をご覧ください。)

ターンテーブルがない電子レンジの場合は、どこに置く?

最後に、最近流行している回らない高性能な電子レンジの場合は、食材をどこ置けばいいのか、これについても調べてみました。

ターンテーブルがない電子レンジの場合は、食材を庫内中央に置く!

これは冒頭の注意書きに答えが書いてあったので、再度ご覧ください。

『ターンテーブルのまん中にはおかない。』という注意書き

※ターンテーブルがない機種の場合は、電子レンジの中央におく。

最近の高機能な電子レンジの場合は、加熱ムラを防ぐために電磁波の発生元自体が回転したり、重量、湿度・蒸気、赤外線などの各種センサーから得られた情報を元に、電磁波の出力を調整してくれます。

そのためターンテーブルによって、食材の位置を変える必要がなく、食材は庫内中央に置けば良いとのこと。
さすが高機能な電子レンジですね!

はるるもいつかはお金を貯めて買いたいと思っていますが、まだまだ先のことになりそうです。

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