29歳、離婚しました。

家事は元妻にまかせっきり。そんな生活力ゼロ男の離婚後の生活を綴ったブログです。著者がその後の生活の中で見つけた生活術やお役立ち情報をお届けします。

ラップがいる?いらない?電子レンジでチンする時に迷うこと

      2015/10/31

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ラップをかけた方が良い?それともかけなくて良い?

はるるが自炊を始めたばかりのころ、よく迷っていたことがあります。

それは電子レンジで食品を温める際に、お皿にラップをかけた方が良いのか、かけなくて良いものなのか、ということ。

当時のはるるは、液体を温める際はいらないけれど、それ以外の時は必要なのかな、ぐらいの認識だったと思います。
今はもう少ししっかりと使い分けていますが、それでも自分の中にはっきりとした基準があるわけではありません。

強いて言えば経験によって感じる、これはラップをかけた方がいいな、という勘のようなもの、くらいでしょうか。

そこで今回はこの、電子レンジで食品を温める際にラップが必要なのかどうか、この点についてまとめたいと思います。

そもそも、なぜラップをする必要があるの?

これには大きく以下の3点が挙げられます。

食品中の水分や風味を逃がさないため

これは野菜にあらかじめ火を通すために、レンジを使う際などに気づく方も多いはず。

ラップをかけずに野菜をレンジで加熱すると、水分が野菜から逃げてしまい、パサパサになってしまいます。

加熱効率を上げる

鍋で調理する時のことを想像してください。
はやく鍋の中身を温めたい時は、鍋にふたをしますよね。

あれは鍋の中の熱を逃がさないことにより、加熱効率を上げているわけ。
これと同じことが、ラップをかけた器の中では起こります。

そのためラップをかけておいた方が加熱効率が上がります

またラップ内は高温になるため、それによる食品の蒸らし効果も期待できます。
つまりチンをした後すぐに、ラップを外さなければ、このラップ内の余熱による蒸らし効果により、ラップをしない時に比べ、より短時間のチンで済む、というわけ。

余談ですが、よくご飯は炊きあがってから5分ぐらいは、余熱で蒸らしたほうがおいしい、なんて言います。
もし炊き上がり後すぐにお釜を開けている方は、少し待ってみることをおすすめします。

電子レンジの庫内が汚れたり、匂い移りするのを防ぐ

カレーやシチュー、八宝菜、あんかけうどんのあんなど、粘度の高い食品を電子レンジで加熱すると、加熱中に食品がはねて、庫内を汚してしまいます。

さらにその汚れが匂いの強いものであった場合、数日は庫内の匂いが取れません。

これは焼き魚がいい例で、ラップをしないでチンをしたら、しばらくは電子レンジの庫内に移った匂いが取れないはず。
ラップをしていても、匂いが移るくらいですからね。

またレンジの庫内壁面に汚れが付着していると、加熱効率が下がるのは、以前書いたとおりです。

これはなぜか。

壁面に当たった電磁波は、本来であれば反射され、食材に向かうはず。
しかし壁面に汚れが付着していると、その汚れを温めるのに電磁波が使用されてしまいます。

そのため食材を温める効率が下がります
(庫内の汚れを放置すると、加熱効率が下がる!より引用)

つまり電子レンジの加熱効率が低下しないように、という観点からも、庫内壁面の汚れを防ぐためにラップは必要です。

ラップをかけるかどうかの判断の基本方針

ラップをかけるかどうかの判断の基本方針は、以下のとおり。

水分や風味を逃がしたくないものにはラップをかける

先の野菜もその一つですが、加熱する食品の水分や風味を逃がしたくない場合は、ラップをかけましょう。

飛散りが懸念される食品はラップをかける

先のカレーの例のような、加熱中に飛散りが懸念される食品は、ラップをかけて、庫内が汚れるのを防ぎます。

カラッとさせたいものはラップをしない

これは揚げ物や焼き物がその典型。

カラッとさせたい、または水分をなくしたい食品を加熱する際は、ラップをかけない方が良い、ということですね。

液体はラップをしない

水や牛乳を加熱する際は、ラップは必要ありません。

また味噌汁などの汁物は、多少水分がとんでも問題ないので、ラップをしなくてもOKです。
ただ突沸の危険性があるため、加熱時間は短めに設定した方が良いでしょう。

それでも突沸が心配であれば、被害を最小限に抑えるために、ラップをかけておきましょう!

突沸についての詳細はこちら(突沸に注意!)。

ふたを使う、使わないという判断方針も

ラップをかけて加熱をするのかどうかの判断には、ふたを使うのかどうか、という判断方針もあります。

鍋で料理をした際に、ふたを使うものについてはラップをかける。
そうでないものはラップをかけない、という判断方法です。

分かりやすく覚えやすいので、どちらか迷った時はこの判断方法を使う、というのもありですね。

補足1:ラップの耐熱温度にご注意!

油分が多い食品や砂糖が多く使われている食品を、電子レンジで長時間加熱すると、特に高温になりやすい

(耐熱温度が低い樹脂製容器は使えない!より引用)

というのも、以前に書いたとおり。

そのため耐熱温度が低いラップを使うと、加熱中にラップが溶けて穴が開いてしまうことも。
これは特に油の多いサバなどの焼き魚を電子レンジで加熱した際に、起こりやすい現象です。

ただ以下の2点に注意すれば、ラップが溶けてしまうということは、ほとんど起こらないはず。

  • 耐熱温度が140度以上のラップを使用する。
  • ラップが食品に直接接触しないように、深型の容器を使う。

補足2:ラップは少しゆるめにかける

ラップをピンと張った状態で、ピッチリ容器にかけている、という方は多いと思います。
何を隠そう、はるるもその一人でした。

ですが、これは良くない方法です。

正しくは、多少の余裕をもってゆるめにかける、です。
その理由は、加熱した際にラップ内の圧力が増大し、ラップが破けるのを防ぐため。

ついついピンと張った方が気持ちがいいので、やりがちですが、気を付けないといけませんね!

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