シリコン菜箸はすべりにくくテフロン加工のフライパンを傷付けにくい!
2018/04/26
本エントリーの目次
すべりにくい菜箸が欲しい!
はるるが以前から自宅で使っていた竹製の菜箸はかなり古いもので、多分使い始めてから8~10年くらい経っているんじゃないかと思います。
そして熱い鍋に入れたまま忘れて煮込んでしまったり、フライパンで食材と一緒に少し焼いてしまったことで、かなり曲がっていました。
しかも食材によっては滑りやすく、うまくはさむことができず。
そこでそろそろ新しい菜箸が欲しい!
しかもできるだけ滑りにくいものが良い!
ということで、新しい菜箸を買うことに。
シリコン菜箸が良さそう!
さっそくネット上で新しい菜箸を探していると、最近ではシリコンで作られているシリコン菜箸という種類の菜箸があることを知りました。
おお!これなら食材が滑りにくそうだし、テフロン(フッ素)加工※のフライパンに傷が付きにくそうだ!
と思ってシリコン製の菜箸製品を探していると、貝印さんのシリコン菜箸製品を発見!
はるるの自宅の調理器具には貝印さんの製品も多く、その品質をかなり信頼しています。
そのため貝印さんのシリコン菜箸製品なら安心!ということで、すぐに購入しました。
※
現在市販されているフライパンでは焦げ付き防止のために、表面がフッ素などの樹脂でコーティングされていることが多いです。
この処理自体がテフロンと呼ばれていることが多いですが、正しくはデュポン社のフッ素樹脂コーティングやその加工製品のみを指します。
貝印 シリコン菜箸DH-7105は食材が滑りにくく、テフロン(フッ素)加工のフライパンに傷が付きにくいです!
こちらがはるるが購入した貝印さんのシリコン菜箸製品、DH-7105です!
本エントリー執筆時点では、Amazonさんの菜箸の売れ筋ランキングで1位の製品です。
竹製の菜箸が1組(2本)※あたり100~200円前後であるのに対し、DH-7105は1組で300~650円前後で販売されており、かなり高価な製品と言えます。
ですがこの価格に見合うとっても素晴らしい製品だと、使いはじめてすぐに分かりました。
※菜箸の数え方
菜箸は食事に使う箸ではないので一膳とは数えず、一組(ひとくみ)、一揃い(ひとそろい)、一具(いちぐ)と数えます。
また火箸も同様に食事に使わないものなので、一膳と数えません。
最大の特徴は食材が滑りにくく、テフロン(フッ素)加工のフライパンに傷が付きにくいこと
DH-7105 シリコン菜箸の最大の特徴は、パッケージにも記載されているとおり食材が滑りにくく、テフロン(フッ素)加工のフライパンに傷が付きにくいこと。
食材がすべりにくい耐熱シリコーンで、樹脂加工を傷めないシリコーン菜ばし
(DH-7105 シリコン菜箸 – パッケージ表面説明文より引用)
はるるはすべりにくい菜箸を探していたので、この2つの特徴には大きな魅力を感じました。
さて、この製品は持ち手の部分はナイロン、先端の食材をはさむ部分はシリコンゴムで作られています。
そして先端のシリコンゴムは素材自体が滑りくいものであり、かつ以下のようにすべり止め用の溝が付いていることから、食材がすべりにくく、とてもつかみやすいのです!
これは実際に使ってみると本当に便利で使いやすく、助かっています。
以前使っていた竹製の菜箸は滑りやすく、曲がっていたこともあり、食材をはさんで持ち上げようとしてもポロポロ落としてしまうことがありました。
ところがこの菜箸に変えてから、そういったことはほとんど起こらなくなりました。
以前の菜箸があまりにもひどい状況であったため、DH-7105 シリコン菜箸のはさみやすさ・すべりにくさは感動モノです。
もう一つの長所である、テフロン(フッ素)加工のフライパンに傷が付きにくい点もとっても素晴らしいです!
テフロン(フッ素)加工が施されているフライパンでは、表面のフッ素樹脂層を傷付けないよう、柔らかい素材の調理器具の使用が推奨されています。
参考:
テフロン(フッ素)加工されたフライパンを長持ちさせる7つの方法
テフロンを長持ちさせるために! T-fal エピス シリーズ
竹製の菜箸でも、金属製の調理器具に比べればフッ素樹脂層への攻撃性は低いです。
ですがDH-7105 シリコン菜箸の先端部はシリコンであり、竹製の菜箸よりもさらに傷が付きにくいことでしょう。
これも実際に使ってみればすぐに体感できることで、シリコン菜箸では先端部に弾力があり、フライパンの表面に菜箸の先端部をぶつけても音はあまりしませんし、衝撃もほとんどありません。
また菜箸の先端部をフライパンの表面ですべらせても、油を引いていればなめらかにすべるので、竹製の菜箸のような表面をかたいもので引っかいているような感触は一切ありません。
※油を引いていない状況ではすべりにくく、かなり引っかかり感を感じます。
菜箸の全長は300mm(30cm)ほどであり、菜箸としては一般的な長さでしょう。
また先端のシリコン部は70mm(7cm)ほどです。
正確な重量は量っていませんが、以前使っていた竹製の菜箸と比べると感覚的には倍くらいの重さです。
これは箸の内部に中芯材として金属(ステンレススチール)が使われているからでしょう。
竹製と比べればたしかに重いですが、重さが気になるようなことはありません。
シリコン製の箸だからグニャグニャするんじゃないの?
シリコンスチーマーなど、シリコン製の調理器具を既に使っている方の場合、シリコン製の菜箸はグニャグニャして使いづらいんじゃないの?
なんて思うかもしれません。
たしかにシリコンゴム製の調理器具の中には、シリコンスチーマーのように強度が低く、グニャグニャのものもあります。
ですがDH-7105 シリコン菜箸では取っ手部がナイロン、先端部がシリコンゴム。
そして先にも書いたとおり、中芯材として金属(ステンレススチール)が使われており、先端部はかたい中芯材の表面を柔らかいシリコンゴムで覆っている構造となっています。
これにより箸全体の強度は十分にあり、かつ先端部の表面だけは柔らか加工を実現しているのです。
だから箸の強度がなくグニャグニャして使いづらいなんてことは、一切ありません!
食洗機での洗浄・乾燥もOK!
はるるが以前使っていた菜箸は竹製であり曲がっていた、と書きました。
これは今思えば食洗機に入れて洗っていたことも、理由の一つだと思うんですよね…。
竹製なのであまり耐熱温度が高くなさそうですし。
この点、DH-7105 シリコン菜箸はどうかというと、取っ手部のナイロンは耐熱温度200℃。
そして先端部のシリコンゴムの耐熱温度は210℃であり、食洗機の使用はまったく問題なし!
パッケージ背面の説明書きにも、『食器洗浄機や食器乾燥機に使用できます(家庭用)。』と書いてあるので、安心して食洗機で使用可能です!
耐熱温度が200℃以上あるので、揚げ物に使っても問題ありません。(高温の揚げ物でも180~200℃のため。)
紐を通すための穴も空いています!
以前は主流であった取っ手部が紐でつながっている菜箸製品は、最近ではあまり見かけません。
ただDH-7105 シリコン菜箸では、取っ手部に紐を通すための穴が開いているので、自分で紐を通せば紐付きの菜箸として使うことができます。
紐付きの菜箸の方が好みであれば、自分で紐を通すと良いでしょう。
シリコン菜箸はおすすめ度大です!
まだシリコン菜箸を使いはじめて時間があまり経っていないので、その耐久性がどれくらいなのかは分かっていません。(他の方のレビューでは、1年半ほどの使用でひび割れ発生との情報あり。)
ただ食材が滑りにくく、テフロン(フッ素)加工のフライパンに傷が付きにくいというメリットは十分に実感できており、とても素晴らしいと感じています。
菜箸はそうそう壊れる調理器具ではないため、なかなか買い替えないものだとは思いますが、次回の買い替えの際はぜひ検討候補の一つに入れてみてはどうでしょうか。
とってもおすすめですよー!